こんにちは。LOVEパートナーシップカウンセラーの富川めぐみです。
先日テレビで、とある神社の特集をしていました。その神社には“勝負の神様”がまつられているとのこと。
そして、「恋に勝つ」という意味合いから、恋愛成就を祈願して参拝する女性が増えているとも言っていました。「恋に勝つ」という概念は、非常に一般的なものです。
しかし、私はこれを聞いた瞬間「ちょっと待ってー!」と、テレビにツッコミを入れそうになってしまったんです。
幸せな恋愛とは? 恋愛は勝負ではない!
そのテレビ番組がなぜ気になったのかというと、恋愛を勝ち負けととらえている点でした。
そもそも恋愛は勝負ではありません。
彼と付き合えたから勝ったとか、フラれてしまったから負けたとか、はたまた、ライバルの女性より先に彼の心を射止めたから勝ちだとか……そのようなパワーゲームを恋愛と呼ぶのではありません。
好きなもの同士がコミュニケーションにより親密度を高めていくことこそ、恋愛です。
つまり「恋に勝つ」という表現は、そもそも恋愛の定義として本質的でないのです。
恋の難易度を左右する“引き寄せの法則”
みなさまの中には、すでに“引き寄せの法則”をご存じの方もいるでしょう。
初めて聞く方のために簡単にご説明します。
引き寄せの法則とは
「自分の周りの世界は、自分の放った言葉や感情などのエネルギーと同じエネルギーが引き寄せられて作られている」
というエネルギー法則のこと。
たとえば、同じ環境にいながら、すてきな男性との出逢いがある人とない人がいます。
その違いは、この法則によるものが大きいと考えられます。
具体的に言うと「世の中にすてきな男性は少ししかいない」と考えている人は、そのような思考エネルギーをつねに世界に放っていることになります。
そのため「すてきな男性と出逢えない現実」を引き寄せてしまい、なかなか恋のチャンスは訪れません。
一方で、「知り合う男性はすてきな人ばかり」という考えをもっている人は、すてきな男性を引き寄せる思考エネルギーを世界に発しているため、次々とすてきな男性と出逢う現実を引き寄せるのです。
「恋は勝負」ととらえると幸せを逃す理由
私が「恋は勝負である」という考えに警鐘を鳴らしたくなった理由は、この“引き寄せの法則”が前提にあります。
「恋を勝負だ」ととらえていると、勝負事の絶えない複雑な恋愛ばかりを現実に引き寄せてしまうからです。
たとえば、好きな人ができても必ずライバルが現れるとか、彼を別の女性に奪われるとか、はたまた、彼からまるで奴隷(どれい)のように「俺の言うことを聞け!」と命令されたりするなど、勝ち負けや立場の上下を感じざるを得ない現実がやってくるかもしれません。
どんなことが起こるかは分からないにしても、「恋が勝負である」と思考することで返ってくるエネルギーがおだやかな恋愛をもたらしてはくれないということは、明白でしょう。
パワーゲームの恋ばかりしていては、自分の心が疲れてしまいますよね。
恋は穏やかなものであり、相手とは対等
当然ではありますが、恋愛は相手とのコミュニケーションによって育まれるものです。
同じ人間同士、相手との立場はどんなときもつねに対等。
ですから、おだやかな恋愛を望むなら、「恋は勝負」ととらえる自分を手放していきましょう。
相手を好きだと思う気持ちがあること、その人の幸せを望んでいることに意識を向けてください。
そして、「恋は穏やかなものであり、相手と自分はつねに対等である」と考えてください。
朝、鏡の中の自分に向かってこの言葉をかけてから出かけると、効果的ですよ。
おまじないのように「恋は穏やかなものであり、相手とは対等」とたくさんつぶやいてくださいね。
そうやって少しずつ潜在意識に刷り込んでいくことで、「恋は勝負」という思考を手放すことができると同時に、“引き寄せの法則”によって穏やかで対等な恋を引き寄せることもできるようになるのです。
すると、自分の周りの世界が少しずつ変わっていき、これまでとは違ったすてきな恋愛が現実化していきますよ。
楽しみにしていてください。
(富川めぐみ/ライター)
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