こんにちは、恋愛プロフェッショナルの川口です。
僕のツイッターには、日夜悩める男女からの匿名質問が届くのですが、相談内容や言葉遣いから、「あ、この人はだから恋愛がうまくいかないんだろうな」と思ってしまう人が正直います。
本人は他人からそう思われている自覚がないので、僕は「そういうとこやぞ」と回答するようにしているのですが、これまで「こういうとこなんですね!」と返信がきたことはありません(笑)
1000人以上の人生相談に乗ってきた僕の視点から、「あぁ、この人は恋愛以前に人としてまずいわ」と思う人の特徴をご紹介したいと思います。
挨拶・礼儀がない
匿名質問サービスといえど、回答する側は顔も名前も出ている「人間」です。
(これは僕の立場から言ってはいけないことなのですが汗)曲がりなりにも「相談に乗ってもらう」相手に対して、なんの挨拶も礼儀もないのは如何なものかと思います。
具体的にいうと、なんの前置きも無しに『次第に連絡をしなくなる男性ってなんなんでしょうか?』と聞いてくるような人が当てはまります。
そういう相談のされ方をされると『知らんがな。お前誰やねん』という気持ちになります。
こういう人は、オンラインであれリアルであれ、「自分の言動によって他人がどんな印象を受けるのか?」という客観的な視点が欠落したまま、自分が聞きたいことを聞き、話したいことを話す傾向にあるので、「身勝手な人」という烙印を押され周囲から人が遠ざかって行きます。
自分の常識(偏見)を他人に当てはめようとする
相談内容にしばしば見受けられるのは「男はこういうもの、女はこういうもの」という自分の常識に縛られまくっている発言です。
言い換えれば何でもかんでも主語を大きく語ろうとする人と言えます。
相談者:「女の人はこういう時こう思うのに、男の人はなんでこういう時こういうことをしてしまうんでしょうか?」
川口:「いや、それは“あなた”と“彼”の問題であって、“女性”と“男性”の問題じゃないでしょう?」
こんな相談内容が結構多いのです。
こういう人は、自分の考えと同じものを他の人も共通してもっていると信じてやみません。
だから、自分の「常識」から外れている人をみると「おかしい」「私は間違っていない」と考えてしまうようです。
「恋愛」していないと不安になる
これは「直接の相談事例」で出会ったわけではないのですが、
「愛されることでしか自分を肯定できない」人は、人間が出来ていないなと思います。
もちろん、この場合の「できていない」は上記のマナーや偏見などの話ではなく、
「アイデンティティが確立されていない」という意味での「できていない」です。
アンパンマンの歌ではありませんが、
「自分が何をして喜び、何が幸せなのか?」
をわかっていない時期は、異性からの好意くらいしか自分をわかりやすく肯定できる手段がありません。
だから、自分を肯定してくれる「恋愛」を求めてしまうようになってしまうのです。
ただし残念ながら、自分が肯定されるためにする恋愛は大抵の場合不幸を招きます。
幸せな恋愛は、大抵の場合、恋愛なんてしなくても自己肯定できている人同士がなし得るものです。
恋愛→自己肯定→幸せ、ではなく、本当は、幸せ→自己肯定→恋愛の順番なんですよね。
(川口美樹 /ライター)
Photo by Emma Simpson
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