察しが悪い彼氏に「普通、言わなくてもわかるよね~」という愚痴をこぼした経験、ありませんか?
たまになら良いのですが、もし頻繁に口にしているのであれば、男性に愛想をつかされややすい、恋愛が長続きしにくい女性になっているかもしれません。
今回は「言わなくてもわかる」とよく言う女性の恋愛が失敗しやすい理由を、心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介したいと思います。
男性は“言わなきゃわからない”
女性と男性とでは、そもそも“察する力”に差があります。
アドバイスを求めているわけではなく、ただ話を聞いてほしくて会社の不満を彼氏に愚痴ったら、「こうすれば良いんじゃない?」「そんな会社辞めなよ。君ならすぐに良い会社が見つかるよ」と期待外れのリアクションをされたことはないでしょうか?
これは、男性の察する力が低いために起きてしまう現象です。
つまり、「言わなくてもわかる」を期待することは、無理難題を押し付けていると言うことができます。
そのため、「それぐらいわかるでしょ?」と言っても、男性からしたら「言わなきゃわからないよ」と反発したくなるのです。
女友達なら気持ちを察して、先回りした言動をしてくれますが、それを人付き合いの“当たり前”にしないようにしましょう。
「言わなくてもわかる」はコミュニケーションを放棄しているだけ
確かに、言わなくても自分の気持ちを察してくれるのは嬉しいことです。それを、ついつい大好きな彼氏に求めてしまうのも理解できます。
ただ、長続きする関係を築きたいのであれば、「察してもらうこと」「言わなくてもわかってもらうこと」を諦める必要があるでしょう。
何度も言いますが、男性は察する力が低いです。
彼氏が言わなくても気持ちを分かってくれることが、デートを重ねていれば何回かはあるでしょう。ですが、それらは“偶然”、“たまたま”なのです。
言いたいことがあるなら、きちんと言葉にして伝える努力をする必要があるでしょう。
女性は察せられない彼氏が問題だと思いますが、男性からすれば「言わなくてもわかる」を求める彼女は、コミュニケーションを放棄しているだけと捉えます。
長続きするカップルはキチンと話し合うことができる
長続きするカップルは、とにかく「話し合い」を大切にします。
何か不満に感じた時、違和感を覚えた時など、その時その時に感じたことを、口にして話し合い相互理解を深めていくのです。
恋人と言っても、もとはただの他人。言葉で意思表示を行わなければ、伝わりません。
友達と彼氏の察しの悪さを愚痴るのも良いですが、「言わなくてもわかる」を卒業しなければ、刹那的な恋愛ばかりになってしまうことは覚えておきましょう。
(高萩陽平/ライター)
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