男性の性格や人間性って、実際に仲良くなってみないとなかなか分からないものですよね。
外面はいいけど、実際付き合ってみると最悪な彼氏と付き合ってしまった経験を持つ方もいますし。
最悪な人間が、最初から「私は最悪です」と自己表明してくれればリスク回避もラクですが、現実にはそれも難しく。
ときには親離れできていない男性と付き合ってしまって、母親に対しての要求みたいなものをされちゃったという女性もいるものです。
そこで今回は、筆者が周囲の知人女性から聴き集めてきた「私、あなたの母親じゃないんですけど」事例について、3つほど紹介していきましょう。
いずれもまともな男性なら吐かない要求ですので、身近にこういうことが起きてしまったらさっさと逃げ出しましょう!
1.ナチュラルにご飯の支度をせがんでくる
彼女の手料理に憧れる男性は多いものです。
でも、一方で料理なんて誰でもやろうと思えば作れるものだし、今のご時世、下手すると彼女よりも彼氏の方が料理が上手ってケースもあります。
それなのに、彼女がいる以上はその彼女に料理を作ってもらうのが当たり前と考える男性なんてのがしばしばいるもので。
こういうのは「彼女に手料理を振舞ってもらうのに憧れる」とかじゃなく「料理は女が作る。当然だろ」という思考が根付いているんですよね。
そんな彼氏に尽くしても別にいいこともないし「ありがとう」とかも言ってもらえないものです。言うとしても最初だけ。
応じるだけ損だと考えて「あんたもたまには作りなさいよ」ぐらいに突き放して矯正しましょう。
2.生活費を要求される
あり得ないようなことが起きるのが人間社会。
以前、知り合いの女性が彼氏についての相談をしてくるといったことがありました。
他人の恋愛事情なんて興味ないので散々断ったのですが、「どうしても」というので話だけ聞いたんです。
その内容は「彼氏が稼ぎが悪くて、毎月2万円ほど要求される」というもの。
要求される2万円はお小遣いに使うわけでなく、マジで電気代やガス代などに使われていたそうです。
つまり、親からの生活資金の仕送りみたいなものを、彼女から受けていたわけですね。その彼氏は。
自活がままならないのに恋愛してる場合じゃなくね? と思ったのでその旨を知り合いには伝えたのですが、ほどなくして無事に別れたそうです。
世の中には、恋愛よりもすべきことがあるのに、それをしない社会人ってのがいるんですね。怖い怖い。
3.「明日〇時に起こして」とか言ってくる
ある女性は彼氏と同棲しているのですが、その彼氏が要求するお願いに、日々少しずつイライラが蓄積していると言います。
その要求というのが、「明日〇時に起こして」というもの。
一応その彼氏もスマホのアラームをセットしているのですが、なかなか一発で起きられず、何度もスヌーズ通知を繰り返してもまだ起きないのだとか。
朝5時ぐらいに最初の通知があって、そこから10分おきのスヌーズ通知。それが7時まで続き、結局彼氏は起きず。
ところが一緒に寝ている女性はスヌーズがやかましいから、毎度毎度起きてしまうそうです。
これまで何度も「どうせ起きないんだからそんなにこまごまとスヌーズ使わないでよ」と怒ったそうですが、その怒りの炎に油を注ぐように「うん、だから俺が起きないときは起こしてって言ってんの」との返答。
「こ〇してやろうかと思った」とは、その女性の弁。
気持ちは分かります……。
おわりに
なんというか、親離れ出来てさえいれば、そんな要求しないだろっておねだりをする彼氏って、少ないながらもいるものですよね。
筆者は男性ですが、いわゆるマザコン男子が大嫌いなので、意図的に母親というものを遠ざけて暮らしています。
コロナ禍以前から何年も顔を合わせていないので、ある意味マザコンの対極にあると自負するのですが、世間を見回すと、結構母親依存が強い男性っています。
そして母親に依存するかのように、彼女や奥さんに変な依存の仕方をする男性というのも、ここで紹介したようにチラホラいるものです。
正直、「きもちわりぃなぁ」って思うところですが、やってる当人にはそういう自覚がないので、矯正するのもなかなか難しいのかもしれませんね。
女性には甘えるもの、と彼らは思い込んでいるわけですから。
(松本ミゾレ/ライター)
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