少し前まで年の差カップルというと、男性のほうが年上という組み合わせが圧倒的に多かったのですが、最近は「女性が男性より年上」という、イチロー夫妻パターンも少なくないんだとか。
でも、35歳前後の女性のほとんどは、私が20代の男性と付き合う……ほんとに?」と少し疑ってしまうはず。
なんとなく気後れするというか、自信がないというか、にわかには信じられないかもしれません。
実は、女性が年上のほうが、恋愛をする上ではいい関係を築けるんです。ポイント別に見ていきましょう。
年下男子と恋愛するメリット1.女性の方が、精神年齢が高い
男性は「いつまでも少年の心をもっている」人がほとんどです。
職場ではしっかり者として通っていても、プライベートでは無邪気にふざけたり、実現不可能な夢を趣味の活動として楽しんでいたり。
結婚後の夫婦の小競り合いとして多いのは、夫がバイクや車、釣り、ゲームなどの趣味にお金を無駄遣いすることでしょう。
子どもも欲しがっているという理由で、自分の欲しいゲームを買おうとするとか、大好きなアイドルの卒業コンサートだからと高い交通費をかけて「遠征」するといったツワモノもいますが、なんにせよ女性からすれば腹立たしいかぎり。
けれど、女性が年上の場合、男性をどこかで「お子様」扱いしているところがあり、なにをしても「しょうがない」と許せてしまうのです。
また、そもそもそういう少年っぽさを魅力として好きになったのなら、言うことはありません。ケンカをする原因にはならないでしょう。
お互い感情を波立てることなく、いい関係が築けるのです。
年下男子と恋愛するメリット2.経済力がある
女性だって、今どきはある程度の年齢になれば、それなりの経済力をもつものです。
10~15年も社会人をしていると、収入面が安定して
「私はコレで生きていく」
「生計を立てていくには、コレを使う」
という軸のようなものが見えてくるでしょう。
そのため、30歳を越えた女性の多くは、そこそこ経済力があって、男性にあまり依存しない傾向があるといえます。
もちろん、デートをするときは、彼氏が年下でもごはんを奢ってほしいですが、割り勘になるときがあったって、オトナの女性はいちいち目くじらを立てません。
「そういうときもあるよね」と、寛容に受け入れられるはずです。
また、最近の20~30代男性は、10人に1人しか管理職に就けないとか、平均年収が350~412万円などという説もあります。
今の団塊世代の男性が20~30代だった頃に比べれば、明らかに「稼げない時代」になっているので、経済力のある女性とお付き合いすることは、そもそも男性にとってメリットなのです。
年下男子と恋愛するメリット3.精神的に自立している
アラサーを迎えれば、「泣けば何とかなる」という考えをもつ女性はぐんと減ります。
涙は20代前半の若い女性の特権であり、大人の女性がささいなことで泣いてもみっともないだけ……と、知っているはずです。
そのため、アラサー・アラフォーの女性は、ちょっとやそっとじゃくじけません。
実はくじけていることも多いかもしれませんが、弱い顔をあからさまに男性にアピールすることは、あまりしないでしょう。
アラサー・アラフォーの女性は一人の時間を過ごすのも上手ですし、彼氏が忙しいときや、そっとしてほしいときに
「どうして会ってくれないの?」
「LINEの返信が遅い! 既読スルーってありえない!」
と騒ぎ立てたりはしません。
心の中でモヤモヤしても、不安のままに暴走する機会は、20代女性に比べれば、かなり少ないといえます。
また、そうした「付き合いやすさ」も、年下男性にとっては魅力的で、とくに仕事をバリバリ頑張ろうという20代後半の男性には、ピッタリ合うのです。
さいごに
とはいえ、日本男性が女性を選ぶときの重要基準は、若さであることは事実なので、アラサー・アラフォー女性が年下男性との交際を望む上で「見た目」に気を遣うのは必須です。
生活に疲れた主婦みたいな野暮ったい服装や、乾燥しきったパサパサの髪の毛、脂でファンデーションが浮いたメイクでは、やっぱりそもそも選ばれません。
見た目でまず年下男性に「いいな」と感じさせて、話をする中で「付き合ってみたいな」と思わせる。
そうすれば、男性から見て年上であっても、女性はちゃんと彼女や妻として選ばれるはず。むしろ、ベストカップルになれるでしょう。
(カナウ編集部)
公開日:2017年8月19日
更新日:2018年10月26日
photo by. True Portraits
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