あなたは男性からの優しさ、好意を素直に受け入れることができますか?
本来、男性に限らず、人から優しくされたならば、嬉しく有難い気持ちになると思います。
しかし、逆にその異様な優しさが怖くて、素直に好意を受け取れない、などという気持ちを経験したことはありますか?
特に、この問題は異性間で起こりうる現象です。
本当は有難いはずの他者からの優しさなのに、優しすぎる男性がなんか怖いと感じてしまったあなた。
それは何故なのでしょう?
男性の優しさの裏に潜む心理、女性を怖がらせる原因を解明してみましょう。
相手を支配するための優しさだから
例えば、頼んでもいないのに次から次へとプレゼントをくれる男性の優しさは、本当の優しさなのでしょうか?
確かに自分の欲しいものをプレゼントしてくれたら嬉しい気分になりますね。
しかし、誕生日や記念日でもないのに、一方的に男性からプレゼントを渡され続けたら、女性によっては、何かお返しをしなければならない強迫観念に悩まされる場合もあります。
そして、断っても一方的にプレゼントをくれるという行為は、相手を困らせているという点では、本当の優しさではないでしょう。
なにか物をあげて、相手に恩を売りたいという下心が隠れている優しさに見せかけたプレゼント攻撃は、相手をコントロールしたいという心理の表れです。
だから、その優しさが怖いと感じてしまうのでしょう。
下心のある優しさだと勘付いているから
男性の優しさが、実は下心や見返りを期待してのものだった場合は、どこか違和感と恐怖を感じるかもしれません。
そして、純粋な優しさではなく、下心のある優しさをくれる男性というのは、もしもあなたが、その優しさを受け取らなかった時に、一方的にひどく怒ったりしてきます。
また、言葉巧みに後から悪口を言われたり、低評価の噂を流されてしまうかもしれません。
なので、その男性の優しさが下心とセットだと分かってしまった時は、恐怖に感じるのでしょう。
あなたが本当の優しさに慣れていないから
もしも、女性側が「私は愛されて当然の存在で、男性が優しくしてくれるのは当たり前のこと。」と思っていたとしたら、そんな男性の優しさに恐怖は感じないでしょう。
男性に優しさに対して、「何故、理由もないのに優しくしてくれるの? 」と疑いの気持ちを持ってしまうのは、あなた自身が本当の優しさに慣れていないからです。
過去の恋愛でDV被害や、幼少期に虐待をされて育ったなどの理由で、自分自身が他者から乱暴に扱われることが当たり前だと脳に刷り込まれている場合は、他者からの優しさ、愛情をまっすぐ受け取れないのです。
過去のトラウマなどが原因で、自分を傷つける人に親しみを感じ、自分を大切に扱ってくれる人を恐怖に感じるという、感情の間違った認識、判断がインプットされてしまっているのです。
あなたの自己評価が低いから
「こんな対して価値もない私に何故、優しくしてくれるの? 申し訳ない。」
男性からの優しさに対して、そんな風に感じたりしていませんか?
自分は他者から優しさを受け取るほどの身分ではないと、異様なほどに自己評価が低い女性は、男性の優しさに対して恐怖を感じてしまうものです。
たとえ、その優しさが、純粋な好意だったとしても、自分に自信がなさ過ぎる女性は卑屈になってしまいます。
まとめ
優しさというのは、どちらかが一方的に与え続けるものではありません。
受け取る側の精神的コンディションや、与える側のバランスも重要です。
自己満足の押し付けがましい優しさですと、それは優しさではなくなってしまいます。
自分は無価値な人間だと、へりくだった性格ですと、本当の優しさを受け取ることもできません。
本来の優しさというのは、お互いの心を満たしハッピーにするような相互作用です。
出来ることならば、優しさに恐怖を抱くような歪んだ状態は避けたいですよね。
そのためには、自分自身の心を整える必要もありますし、相手の優しさが純粋なものなのかどうか見極めるのも、必要な処世術だと思います。
(キタミカ/ライター)
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