これまでの恋愛で
・ひどい振られ方をした
・嘘をつかれ裏切られた
・最初は優しかったのに、付き合った後に豹変した
といった経験をしたことがあるそこのあなた。
次こそは、「うわべだけではなく心から大切にしてくれる」人とおつきあいがしたいですよね。
そういった男性を見極めるための方法は次の2つ。
目に見えない優しさを持っている人を選ぶこと
相手が感じている「痛み」に敏感になること
です。
どういうことなのか、早速解説を進めていきましょう。
目次
優しさの正体は目に見えない
優しさには「目に見える優しさ」と「目に見えない優しさ」があります。
記事タイトルのように、「うわべだけでなく心から大切にしてくれる男性」を見極めようと思ったら、「目に見えない優しさ」に気づける人にならなくてはなりません。
目に見える優しさは「演じられる」
目に見える優しさとは主に、
・車道側を歩く
・エスカレーターでは常に女性の下側に位置する
・寒くないか、暑くないかを気遣う
・デートのお店をさりげなく予約してくれる
といった、いわゆる「紳士的な振る舞い」のことをさします。
これらの目に見える優しさは、「打算的に演じることができる」優しさです。
つまり、「優しそうに振る舞うことでメリットがあるから優しくする」ことができるということです。
ですからこれらの紳士的な振る舞いだけを見て、「あぁ、この人はなんて優しい人なんだ」と思ってしまうのは早計です。
目に見えない優しさに気づこう
一方で、目に見えない優しさとは、
・誰も見ていないところでゴミをひろう
・嘘をつかない
・浮気をしない
・怒らない(機嫌が悪くならない)
といったものが挙げられます。
こういったことができる人は、根本の価値観に『他人に優しくする』ことが染み付いているので、当然恋人にも同じように振る舞います。
問題はいかにその「目に見えない」優しさに気づくのか?ですよね。
人を大切にする人の特徴
目に見えない優しさを持っている人は、その優しさこそ見ることができないものの、ちゃんと共通点があります。
人を大切にすることが染み付いている人は
1.時間と約束を死んでも守る(守れない時は超謝る)
2.人の話を聞くのがうまい
3.言葉遣いが綺麗
4.動物と子どもに好かれやすい
といった特徴があります。
自分一人で見極めるのが難しい場合には、相手の周囲の人に、上記のような特徴がないか聞いてみると良いでしょう。
これらの目にみえない優しさを見極めた上で、次は、自分だけを特に「大切にしてくれる」人はどのように見分ける方法をお伝えします。
お金と時間の使い方にその人の本音が出る
人は「痛み」に正直です。
損失回避の原則といって、人は得することよりも損しないことを優先したがる生き物です。
ですから、その人が自分をどれだけ大切にしてくれるか?を見極めたければ、その人が自分と関わることで、どれだけの「お金と時間の痛み」を伴っているのか?を考えると良いのでしょう。
金持ちのプレゼントと学生のLINEに痛みはない
例えば、お金持ちがあなたに10万円のバッグをプレゼントしたとします。
しかしお金持ちにとっての10万円は、我々庶民にとっての100円くらいの感覚ですのでそこに痛みはありません。
一方で、年収300万円の人が10万円のバッグをプレゼントしてくれたらどうでしょう?
かなりの「痛み」を伴っていますよね?
同様に、(いつもヒマをしているタイプの)学生がどれだけあなたにLINEをくれたとしても、それは愛情の裏返しではなくただの暇つぶしです。
ところが、これが超激務のエリートビジネスパーソンだったらどうでしょうか?
LINE1本・電話10分・デート1時間だけでも、その時間を作ることに「痛み」が生じますよね?
お金と時間のリソース配分で本音が出る
つまり、あなたのことを大切にしてくれる人は、いまあるお金と時間の中から、あなたにかける割合が大きい人だと言えるのです。
そしてもちろん、あなたが相手にどれだけのリソースを割いているのか?も関係しています。
あなたがヒマで「たくさんやりとりしたいな」と思っていても、あなたは痛みを伴っていないので、相手も痛みを伴ってまであなたに接しようとは思いません。
まずは自分から痛みを差し出すことが重要になります。
まとめ
以上、「うわべだけではなく心から大切にしてくれる」人を見抜くためには
目に見えない優しさを持っている人を選ぶこと
相手が感じている「痛み」に敏感になること
が重要だということをお伝えしました。
実はこの記事は、「うわべだけではなく人を心から大切にする」人なら、「あぁ確かにね」と思うような書き方をしています。
もしあなたがこの文章を読んで「よくわからなかった」という感想を抱いたなら、あなたは「目に見えない優しさ」を持っていないか、「お金と時間の痛みを感じる接し方」をしてないのかもしれません。
真に大切にしてくれる人と付き合うために、まずは自分のあり方を見つめ直してみても良いかもしれないですよ。
(川口美樹 /ライター)
Photo by @timmossholder
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