日本人からしたらびっくりな海外の恋愛事情

 
海外と日本の恋愛では、大きく異なる部分があります。
もしかすると蓋を開けてみたら本質的には、同じなのかもしれませんが、表面的にはだいぶ違う感覚もあり、初めて外国人と恋愛する人は驚くことが多いでしょう。
 
日本人からしたらびっくりな海外の恋愛事情についてお伝えします。
 

告白儀式は無し

日本人の恋愛といえば、キスや体の関係になる前に「付き合ってください。」と告白をするのが、表向きには正当であると考える人が多いでしょう。
もちろん、大人になれば、そういった告白儀式も曖昧になり、カラダの関係から始まる恋愛もありだという意見の人もいると思います。
 
それでもあまり、そうゆうことは表沙汰にしないというのが日本人感覚。
 
しかし、海外の恋愛では告白儀式をする方が変に思われたりもします。
恋人関係において、告白儀式よりも重要なのはお互いのフィーリング。
フィーリングが合えば、出会ったその日から一緒になることも珍しくありません。
 
とはいえ、日本人であろうと、外国人であろうと、私たちは同じ人間です。
フェーリングで上手くいくカップルもあれば、そうでないカップルもいます。
 
告白儀式が無いので、キスや体の関係を持ってみたものの、合わないなと感じれば、すぐにお別れするという割り切った一面もあります。
 

浮気や不倫とは違う?　オープンリレーションシップとは?

オープンリレーションシップとは、正式な恋人同士、夫婦であっても、別にデートする相手を作ってもいいと、お互いが承諾している関係性です。
 
それって浮気や不倫にならないの?　と疑問に思う人も多いでしょう。
 
「正式なパートナーとの関係をよりよく保つための関係性である」と、オープンリレーションシップを選択する人は、また別の恋愛、愛情価値観があるのです。
 
恋人関係でも、夫婦関係でも付き合いが長くなればトキメキやドキドキが減っていくのは自然なこと。
もしかすると、お互いに別の恋人を作ることにより、依存しすぎない関係を保っているのかもしれません。
 
基本的には、嫉妬のない関係性だそうですが、オープンリレーションシップを受け入れたものの、嫉妬心が湧いてしまう人もいるそうです。
嫉妬心を計算的に利用して、正式なパートナー同士のトキメキやドキドキを長続きさせている可能性もありますね。
 

複数の人を同時に平等に愛するポリアモリー

また、オープンリレーションシップ似たポリアモリーという恋愛関係もあります。
オープンリレーションシップの場合は、本命との信頼関係、絆が1番大切で、他に関係を結ぶ人2番目以降の相手と区別をしています。
 
一方、ポリアモリーは複数人のグループ内で、同時にお互い平等に愛する関係性のことです。それは性的関係も含まれます。
 
親が自分の子供たちを分け隔てなく愛せるように、本来の愛は無限にあるものなのでしょう。
ポリアモリー的な関係性は、大きな人類愛のようなものなのかもしれません。
 
しかし、それでも人間なのでポリアモリーな関係性を選択しても、嫉妬の感情に悩む人もいます。
逆に自分の中にある嫉妬の感情を乗り越えたいという気持ちも含めて、ポリアモリーな関係を選択する人もいます。
 

恋人同士の関係性よりもお互いの家族との関係性を重視

恋人や夫婦、2人の気持ちよりも、お互いの家族間の関係性を重視するというのは、昔の日本や、ブルジョワジーの中では多かれ少なかれあると思います。
 
例えば、日本でも武士の時代なんかは、結婚とは、お互いの家族の繁栄のためであるという結婚価値観が当たり前でした。
 
インドでは、そんな結婚価値観が普通であったりします。
それはカースト制度の名残からくるものですが、親同士が決めた結婚が当たり前で、受け入れるという若者が今でも多くいます。
 

まとめ

以上、日本人からしたらびっくりな海外の恋愛事情でした。
しかし、そんな日本人恋愛感覚の人でも、海外留学やワーホリを機に海外恋愛感覚に染まってゆく人もいますし、日本人感を貫く人もいます。
 
日本人だからとか、国籍、文化に関係なく、自分の心地よいと思える恋愛を楽しむことが大切なのだと思います。
 
（ライター／キタミカ）
 
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