最近は、デート中でもお互いスマホを見てときちんと会話をしないカップルが増えたように思えます。
会話は長続きする関係を築く上でとても重要なこと。
会話をおろそかにしていると、短命な恋愛ばかりになってしまうでしょう。
そこで今回は、アメリカの心理療法家・F. Diane Barth氏が、どういう会話をすれば長続きする関係が築けるのかを報告していたのでまとめました。
カップルの会話 なにげない話をしよう
「テレビ番組や天気について話していると、関係性は悪化していきそうだが、重要でない話題はより関係を密接にしてくれる」
「実のある話をしなくちゃ」「なにか盛り上がる話題を振らないと」
と考えれば考えるほど、会話をするのが面倒になり、会話はどんどん減ってしまいます。
内容にこだわりすぎず、会話の量を多く保つようにしましょう。
日常のなにげないことを話す習慣をつけておけば、良好な関係を維持できるはずです。
カップルの会話 一緒にしたことを話し合おう
「共通の経験を話し合うと親密度は高まる」
「昔、一緒に行った○○だよね」
「前は△△行ったから、今度は××行きたいね」
と一緒に出かけた思い出などを話すと、懐かしい気持ちや楽しい気持ちになりますよね。
一緒に出かける機会が減っているなら、将来の話題作りのためにも、いろいろなところに出かけて、共通の経験を増やしてみるといいかもしれませんね。
カップルの会話 注意深く話を聞こう
「話をきちんと聞く姿勢を見せれば、相手の自分に対する親密度はより高まる」
彼氏が話しているとき「へー」「そーなんだー」と雑な聞き方をしていませんか?
こんな相づちを打たれてしまうと、彼は会話するのが面倒になってしまいます。
ですので、話をする際は
「そうなんだ」「それでどうなったの?」
と相手の目を見て、きちんとした相づちを打つようにしましょう。
カップルの会話 質問をしよう
「答えを知っていると考えずに質問しよう」
質問をすることで会話は生まれます。
ですが、いざ「質問をしよう」と思ってもなかなか見つかりませんよね。
そこで、わざわざ質問しなくてもいいことを質問するのはどうでしょうか?
知っていることをわざわざ質問するのは、無駄に感じてしまいますが、そういった積み重ねがより強い関係を築いていくのです。
カップルの会話 自分自身について話してみよう
「話すこと・聞くことの両方の機会をもつことが重要だ」
話題がないなら、自分の学生時代の話や今の仕事の話なんかをしてみましょう。
自分についての話題がない人はあまりいないでしょう。
「話題がない」ということはないはずです。
ですが、自分自身の話をするときに気をつけてほしいのが、“一方的に話さないこと”です。
いくら自分についての話題でも、一方的に話すのではなく
「○○は部活でどんな練習した?」「今、仕事はどう?」
と質問も織り交ぜながら、相手にしゃべらせる配慮も忘れないようにしましょう。
カップルの会話 無理に思ったことを話さなくていい
「気持ちについて話すより、重要でなく意味のない出来事について話すことは、良好な関係を築くうえでより重要なことだ」
お互いの気持ちについて話し合えば、相互理解が深まるので、そういったことをきちんと話し合うことは、大切なことのように思いますよね。
ですが、無理にお互いの気持ちを話してしまうと感情的になってしまい、関係が悪化する可能性があります。
ですので、お互いの気持ちを話すことも大切ですが、まずは日常のささいなことから話して関係を作り、気持ちの部分は小出しにして話すのがいいのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
会話をするのは面倒なときもありますが、ちょっとでも話さない時期があると、どう話していいかわからなくなってしまうこともあります。
長続きする関係を築くために、小さなことでもいいので話を振るように心がけていきましょう。
(高萩陽平/ライター)
公開日:2018年4月14日
更新日:2019年5月27日
参考文献
https://www.psychologytoday.com/us/blog/the-couch/201501/6-surprising-ways-communicate-better-your-partner
■絶対口にしてはいけない! 初対面で男性が盛り下がる会話TOP3
■あなたの恋愛で気をつけるべき「落とし穴」
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