以前、婚活の相談に乗った時に、「どんな人と結婚できたら理想ですか?」と言う質問に対して「ずっと一緒にいたいと思えるほど、トキメキが続く人がいい」と答えた人がいました。
その人の過去の恋愛遍歴を聞いたところ、「長く付き合っているとトキメキが減ってくる。別れたときはいつもときめかなくなったとき」と言っていました。
こういうタイプの人は『トキメキを他人に依存している』と言えます。
つまり、自分から積極的にときめこうとせずに、相手がときめかせてくれるのを待っているのです。
トキメキを相手に依存すると、ときめきは一瞬です。
もしあなたが、ときめきが続く人と長く一緒にいたいと思うなら、自分から「積極的にときめくスキル」を磨く必要があります。
トキメキを自家発電するコツ
トキメキを自家発電するためには、兎にも角にも「ステキだなぁ」と感じるハードルを下げること、そして感謝の言葉を忘れないことが重要です。
トキメキの天敵は「やってもらって当たり前」「付き合っているのが当たり前」という“相手に対する慣れ”です。
どんなに家事の役割分担がされていても、「やっていないことを指摘する」のではなく、「やってくれたことに感謝する」こと。
どんなに相手の性的魅力が減退していっても、「興奮しなくなったと嘆く」のではなく、「人としての魅力を見つけていく」こと。
どんなに毎日お互いのだらしない姿を見ていても、たまにはおしゃれをしてデートに行き、家族としての結びつき以外に男女としての関係性を忘れないようにすること。
これらを意識してやっておかないと、トキメキは自家発電されていきません。
もちろん相手選びも超重要
ただ、全く本当に何もしてくれない人に感謝をすることはできないし、人として魅力を感じない人に魅力を感じることはできません。
それは「相手選び」の問題です。
そういう人とはそもそも付き合うべきでも結婚すべきでもありません。
それゆえに、事前に相手の人間性をしっかりと見抜く目を養わないといけません。
結婚や交際の前後で人間は変わらない
「結婚する前は良かったのに結婚してからは変わってしまった」という人がいますが、それは違います。
それはただ単に相手の“パフォーマンス“を見抜けなかっただけ。
基本的に結婚や交際の前後で人間が変わることはありません。
結婚や交際を機に変わったのではなく、その前からそうだったことを相手がバレないように隠していただけのことなのです。
「尊敬できる人」と一緒になること
長く続くパートナー選びに欠かせないのは「尊敬できる」ということ。
尊敬なくして、長期的なトキメキの維持をすることはできません。
そして尊敬と性的魅力は必ずしも一致しないもの。
その人の真の魅力に気づけず、性的魅力のみにときめいている人だと、トキメキの自家発電はできるようにならないのです。
(川口美樹 /ライター)
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