あなたは末っ子男子に、どんな印象を抱いていますか。
長男のようなしっかりとした、頼りがいのある、リードしてくれる男性がいいなと思う場合もありますし、逆に自分がリードしたい場合は、末っ子がいいという場合もあるでしょう。
末っ子と聞いて、ついイメージを抱くのが、「ワガママ」「甘えられて育った」というもの。
果たしてこれって、どこまで本当なのでしょうか。考えてみました。
親との相性による…?
一般的な考え方では、一番初めに生まれた子どもは、親からすると「しっかり育てなきゃ」という思いがあるため、つい力を入れて子育てをするもの。
でも、子どもの数が増えるたび、子育て経験も増えていくので、特に末っ子は構いすぎたり、育て方が甘めになる傾向はあるようです。
でも、一番下にありがちな問題は、上の兄弟に比べられるということ――。
たとえば年子の末っ子で、上にお兄ちゃん、真ん中にお姉ちゃん、下に当人の場合。
親から「上の兄弟は〇〇なのに……」と言われることが多く、親からあまり可愛がられずに育ってしまった。
その可能性も、ゼロではないように思います。
親も人間なので、異性の親なら異性の子を特にかわいがるかもしれません。
親にもよりますが、親の性格やタイプに似た子をかわいがる傾向も。
親のタイプに反したタイプの場合だと、世間一般の末っ子イメージではなく、反対にしっかりとしたタイプに育ったり、甘えたいけど甘えられない長男タイプになる可能性もあるかもしれません。
上の兄弟の見方は…?
末っ子はすでに生まれたときから、上に兄弟がいます。
というのも、兄弟から見て下の兄弟は、一般的な感覚からすれば、とてもかわいい存在ですよね。
歳が近ければ友達のように、歳が離れていれば親代わりのように――。
末っ子の当人から見ても、それは肌で感じることだと思います。
とはいえ、当人の性格やタイプ、兄弟の性格やタイプにもよるかもしれませんが。
当人が兄弟を頼りにしたり、上の兄弟が当人を可愛がってくれることが多ければ、世間のイメージ通りに、ちょっと甘えん坊でワガママな子に育つ可能性はありそうですね。
でも逆に、たとえば兄弟と歳が離れている場合――。
自我が芽生える前に、兄弟が早く家を出てしまったら、一人っ子のように育つ可能性もあるでしょう。
世間のイメージの末っ子タイプとは違って、しっかりタイプでひとり遊びがうまい。
どちらかというと、一人っ子のタイプの子どもになる考えもあるかもしれません。
おわりに
いかがでしたか。末っ子男子はわがままなのか? 家庭環境にもよるでしょうし「一概に言えない」と言ってしまえば、それまでかもしれませんが。
世間一般的には、ワガママな男の子が多いのも事実かも?
男性を見る際、相手の兄弟構成を見ることも大事ですが、それ以外でも、相手の人となりをしっかりと見極められると、よりいい関係を築けるのではないでしょうか。
(柚木深つばさ/ライター)
公開日:2018年10月31日
更新日:2020年2月28日
Photo by.Oliver Ragfelt
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