最近筆者の周囲で、交際ゼロ日婚が多発しています。世間でもゼロ日婚した芸能人が話題になったことなどから、若い世代ではゼロ日婚が流行っているのだとか。
それでは交際ゼロ日婚のメリットはどこにあるのでしょうか? また、デメリットは?
今回は、交際ゼロ日婚を実現させる方法と、そのメリット・デメリットについてご紹介していきます。
交際ゼロ日婚を実現させる方法とは?
まずは、交際ゼロ日婚を実現させた例をご紹介していきます。
【交際ゼロ日婚の例1 マッチングアプリ】
柊子(仮名:33歳・銀行員)が武史(仮名:35歳・商社勤務)と出会ったのは大手マッチングアプリでした。地元と趣味が同じということもありマッチングしたふたりですが、武史は仕事の都合でオーストラリア在住。ふたりはなかなか会うことができませんでした。日本でのデートは夏休みに武史が帰省したタイミングで一度きり。
しかし、初回のデートで意気投合したため、柊子は武史の住むオーストラリアに旅行がてら遊びに行くことを決めます。そして、二度目にオーストラリアで再会したときに武史からプロポーズがあり、承諾したといいます。
「距離があるから普通に付き合うことはできないし、思い切って結婚することにした。仕事を辞めるのは不安だけど、この出会いに賭けてみようかなと思った」
と言った柊子は現在、オーストラリアへの移住に向けて準備中です。
マッチングアプリは趣味が合うなどの条件を最初から絞りやすく、意気投合する相手を簡単に見つけられる可能性が高いため、交際ゼロ日婚を実現させるには有用かもしれません。
【交際ゼロ日婚の例2 友達の紹介】
理恵(仮名:27歳・事務)が智仁(仮名:26歳・研究職)との結婚を決めたのは、ふたりが友達の紹介で3回目に会ったときでした。
「結婚を決めたのは、正直仕事を辞めたかったから」と語る理恵。
出会ってから一年で挙式・入籍し、今年で結婚6年目を迎えます。
「すぐに結婚を決めたのは、お互い結婚したいという気持ちのときに出会ったから」だと言います。
友達からの紹介なら最初からある程度の信用が置けますし、交際ゼロ日でも抵抗なく結婚を視野に入れて考えやすくなるのでしょう。
ふたつの例を見てみると、交際ゼロ日婚の鍵は“お互いが結婚したいと思っているときに出会えた”ことにあるようです。
交際ゼロ日婚のメリット・デメリット
次に、交際ゼロ日婚のメリット・デメリットについて確認していきましょう。
【交際ゼロ日婚のメリット】
・交際期間がないので、結婚後も新鮮・ラブラブな期間が続きやすい
・子供を持つ時期や家を購入するかどうか、などについて計画が立てやすい
【交際ゼロ日婚のデメリット】
・お互いのことをあまり知らずに結婚するので、後から地雷(実はモラハラだった・借金があった・潔癖症だったなど)が発覚する恐れがある
・周囲から理解を得られにくい可能性がある
さいごに
今回は、交際ゼロ日婚をしたカップルの事例と、交際ゼロ日婚のメリット・デメリットについてご紹介しました。
どうしても結婚したいなら、“付き合う→結婚する”という手順を踏まずに、付き合う期間は飛ばして即結婚、というのもアリでしょう。個人的には、周囲で交際ゼロ日婚をしている人たちの関係は極めて良好なので、交際ゼロ日婚にマイナスのイメージはありません。
ただし、中には結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する人もいるようです。交際ゼロ日婚に踏み切る場合には、結婚生活に支障が出るような重大な隠し事がないかを確認し、自分にとって譲れないポイント(子供を持つかどうか、家事分担と経済的負担の割合はどのようにしたいかなど)について、しっかり確認しておく必要があるでしょう。
今来 今/ライター
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