こんにちは、沙木貴咲です。女性は、本能的に「子どもを産みたい」という願望を持っている人も多くいます。それは婚願望と直結していることがほとんどなのですが、男性はどうなんでしょう?大抵の男性は、結婚したい気持ちがそもそも曖昧で、「自分の子どもが欲しい」と思うことはあるんでしょうか?
目次
1.彼女が大好きだから、子どもが欲しい
「彼女のことがしみじみ好きだなあと思うと、この人との子どもが欲しいと思う瞬間がある」(33歳男性:営業)
「元カノの話ですが、ものすごく好きで彼女との子どもが欲しいと思っていました。フラれたので叶いませんでしたが」(35歳男性:自営業)
愛の深さに比例して子どもが欲しいと思う、そんな男性が少なくないようです。ただこの衝動は、必ずしも結婚願望とは繋がっていないとのこと。
「ベッドの中で彼女を抱いている時に、子どもが欲しいと思ってしまう。でもシチュエーションがシチュエーションなので、いつも言うのをためらいます」(28歳男性:金融)
女性からすれば、子どもうんぬんより、プロポーズを先にして!と言いたくなりますが……。とはいえ本気で愛してくれているから、子どもが欲しいと思ってくれるのだとわかると、女性はうれしくなるはずです。彼氏の想いの深さを実感するのでは?
2.本能的な種の保存の願望
「いつか自分の子どもが欲しいと、漠然とした願望はある。ハッキリとした理由はわかりません。種を保存したいという本能的なものがあるのかと」(34歳男性:研究職)
人間だってほ乳類ですから、自分の子孫を残したいという思いは本能的に持っているはずです。理由はよくわからないけれど子どもが欲しいと思う男性は、そうした傾向が強いのかもしれません。
あるいは、本当は「彼女が大好きだから、子どもを作ってもいい」と思っているのに、それを自覚するのはなんだか気恥ずかしくて、小難しい理屈を述べている可能性も?
3.親を安心させたい。家族を作って安定したい
「親に孫の顔を見せてやりたいという気持ちはあります。結婚して一人前になりたいというか」(27歳男性:販売)
「子どもがいる家族を持つ人は、とにかく安定しているイメージ。社会的信頼もあるし、出世にも影響するんじゃないかと思っている」(34歳男性:飲食店)
両親や世間、職場に対するアピールとして、子どもが欲しいと考える男性もいます。
これは女性からすれば、「世間体を気にしすぎじゃない?」と思わなくもないですが、子どもと結婚を利己的に利用するというほどのヨコシマさはなさそうです。親孝行をしたい気持ちも、仕事を大事にする気持ちも、決して悪いものではないでしょう。
4.「家庭を持って子どもを育てる」という刷り込みはある
男性は自分で赤ちゃんを産まない分、女性よりも子どもに対する執着心は低いといわれます。それでも自分の両親や世間一般的な常識から、「ある程度の年齢になったら、家庭を持って子どもを育てるべき」という刷り込みが無意識にあるはず。
それに対して好意的なイメージを抱くか、プレッシャーと面倒くささを感じるか、という違いがあるのでしょう。将来、子どもを持つことを期待する男性のほうが多いとはいわれますが、それでも10人いれば6人程度ではないかと。
アラサーを迎えて、身近な同年代が結婚を決め始めてから、ぼんやりと自分の家族を持つことを考える……というのが、ほとんどでしょう。
●彼女を愛しているから、結婚したいし子どもも欲しい
「彼女のことを愛しているから、結婚は当然考えるし、子どもも欲しい。子どもを作ることで、彼女との愛がもっと深まると思っている」
これは、とある男性の意見です。女性にとっては理想的な内容で、自分の彼氏にはぜひ、こう考えていてほしいと思うのではないでしょうか?
また今回のリサーチで、子どもが欲しいと願う男性が、子どもの母親は愛する女性であってほしいと思っていることがわかりました。女性は年齢的に肉体のリミットがあるため「とにかく子どもを産みたい」と考える人も稀にいますが、男性はやっぱり好きな女性に産んでもらいたいとのこと。
「子どもが欲しい」と「結婚」が直結しない男性であっても、順序が入れ違っているだけで、結婚をまったく考えない人はいないようです。
もし彼氏がやたらと子どもを話題に出すなら、それは自分に対する愛情がいつも以上に高まっているか、結婚を検討しているかのどちらかと見て良いのではないでしょうか。
(沙木貴咲/ライター)
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