素敵な彼氏と出会ったら、いつかはゴールイン!
そんなストーリーが王道かと思いきや、恋愛→結婚という流れを選ばない人もいるんです。
生涯のパートナーと決めた相手がいて、長い間一緒に住んでいるけれど入籍はしない。
そのカタチを選ぶ理由とは?
あえて“事実婚”を選ぶのはなぜなのでしょうか?
事実婚のメリット・自分のやりたいことに専念できる
事実婚を選ぶことによって、パートナーと対等な関係を築くことができると考えている女性が多いようです。
自分の好きな仕事をしたり、好きなことにお金を使うことができたり。
家庭に入ってしまったら、ある程度は相手に合わせなくちゃいけませんからね。
事実婚のメリット・親族に気を遣う必要がない
結婚をすると、「嫁」「婿」という肩書きを背負わなければいけません。
付き合っているときは気にしていなかったけれど、相手の両親のことも考える必要があります。
事実婚では、完全に個対個の関係であるため、お互いの親族に気を遣うことがなく純粋にパートナーシップを育むことができます。
事実婚のメリット・戸籍に×がつかない
婚姻関係を解消すると、戸籍に離婚の記録が残ってしまいます。
バツ1、バツ2という数字はどうしても気になるところ。
相手と別れても、戸籍にはまったく記録が残らないという点を、事実婚のメリットとして捉えている人は多いようです。
日本よりもハードルが低い海外の事実婚
日本人が事実婚の関係を選ぶときに「うーん……」と立ち止まってしまう理由は、
ご先祖様の世代から脈々と受け継がれている「家」という考え方があるためと言われています。
親族や戸籍という考え方は、日本人独自のもの。
そういった考えが薄い海外諸国では、婚姻関係の他にも様々なパートナーシップ制度が存在します。
結婚以外のパートナーシップ制度 フランスのPACS(パックス)
性別に関係なく、二人が申請をすれば「共同生活を営む二人」として法律で認められる制度です。同性愛者の人々はもちろん、親友同士でも使うことができます。
PACSの魅力は、結婚よりも規則が緩く、その傍ら法的な権利も与えられているところ。
彼のことは大好きだけど、結婚という形はちょっと……
という選択をしたい人にとっては、とても便利な制度ですね。
2015年、日本の渋谷では、同性カップルのための証明書が交付され始めました。
今までなかった試みに、現在も賛否両論の声が飛び交っています。
日本でも、パートナーシップに対する考え方が少しずつ変わってきているのかもしれません。
まとめ
恋愛の先にあるものが、結婚への一本道だけではなくなりつつある現代。二人のカンケイを、もっと自由に決められる未来がやってくるのでは?
(カナウ編集部)
公開日:2017年7月12日
更新日:2018年10月12日
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