どんな夫婦でも大なり小なり夫婦関係の心配や悩み、問題を抱えているものです。浮気や借金、DVなど離婚を考えざるを得ないケースもありますが、夫婦によっては、他人には理解され難い離婚事由を抱えている場合もありますよね。
今回は離婚を考えた時に、まず考えてほしいことをご紹介します。
早まらないで!! 離婚はいつでもできる!
パートナーに嫌悪感を抱くと、会話はおろか同じ空気を吸うのもつらいですよね。かくいう筆者もそんな時期を過ごしたことがあるのですが、経験上言えるのは、突発的な離婚ほど損をするということ。
「もう一緒にいたくない!」「早く別れたい!」そう思う気持ちはわかりますが、双方の同意さえあれば、離婚はいつだってできます。だからこそ冷静になって、離婚がベストの選択かを考える必要があるのです。
たとえばお子さんがいれば子どものことを考えるのは当然ですし、離婚後の生活を考えれば、当然お金や仕事といった問題も生じます。また、一度家族となったからには、書類上の手続きだけでは済まない問題も山積みでしょう。
いくら旦那さんが不在がちで、一人で家事や子育てをしていたとしても、実際にいるといないとでは大きな違いがあるもの。ですから、ありとあらゆることを一通りシミュレーションした上で、①離婚が得策か、②現状維持がベターか、③修復を図るのがいいのか、自分なりに納得のいく方向性を見出しても良いでしょう。
離婚を考えるとは、自分と向き合うこと
一度離婚を考え出すと、夫婦間で何かあるたびに“離婚”という二文字が脳裏に浮かびますよね。頭では修復した方がいいとわかっていても、気持ちがついていかないこともあれば、自分は修復したくても、相手にその気がないことだってあります。
あるいは、夫婦関係は良好でも、自分の人生を考えた時に婚姻関係を解消したいという気持ちになることや、親や親類、家業といった何らかの問題に巻き込まれ、別れざるを得ない状況に追い込まれてしまう人だっているでしょう。
そう、夫婦の数だけ離婚事由はあるのですが、どんな理由であれ、一たび離婚について考えると、当事者同士はもちろん、周囲にいるあらゆる人たちの立場や気持ちまで想像し、考えて考えて考えて……最終的に一周回って自分自身とも向き合うことになります。自分と向き合うのが、意外に一番しんどかったりするんですよ。
自分と向き合う作業を面倒くさがらず、突き詰めることで答えが見つかるという場合もあるでしょうし、そもそも考えることが嫌だという場合は、実はその程度の悩みだったと気付くことができるかもしれません。解決の仕方は人それぞれですが、時の経過と共に、絶対に答えには辿り着きますから、気に病むくらいなら、時の流れに身を任せるのも一つの方法ですね。
人生は一度きり。幸せを決めるのは自分自身!
結局のところ、夫婦の問題は夫婦にしかわからないもの。他人に相談しても最後に決めるのは自分です。何度離婚を決意しても、別れられない夫婦が世界中にゴマンといる一方で、昨日まで仲睦まじかった二人が、明日別れを決断することだってありうるのです。
そう考えると、未来なんてわからないものですよね。
繰り返すようですが、離婚はいつでもできます。何度考えても答えは離婚しかないという場合は、離婚に向けての準備に取り掛かりましょう。
人間、本当に限界が訪れれば、頭で考えなくても勝手に身体が動くものです。人によっては、身体にそれら症状が現れることだってあります。
そこまで頑張れ、我慢しろとは言いませんが……もし「離婚はしたいけれど、行動に起こすまでは決断できない」といった状況であれば、それはまだ離婚の時期ではないのかもしれません。離婚を考えたときは“急がば回れ”で、着実にあなたが幸せになれる道を選ぶよう心がけてくださいね。
(恋愛ウォッチャーaYa/ライター)
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