婚活は今や、20代女子にも当たり前のこと。晩婚化が進んでいるといわれますが、20代前半から結婚を見越した相手探しをする人もいます。
たとえばお笑い芸人の横澤夏子さんは、21歳のときに先輩から「若さで売り出せる今、婚活しなきゃダメ」「出会いがないなんて言ってるのは単なるサボり」などと言われて、婚活パーティーに行き始めたそうです。参加したパーティーの数は100以上にのぼり、27歳のときに1歳上の男性と無事ゴールイン!
そんな風に、20代のほとんどを婚活で過ごす人もいますが、結婚の相談をたくさん受けているイヴルルド遙華さんは、婚活に独自の視点を持っているんだとか。
詳しくお聞きしました!
婚活は「受験」!
イヴルルド遙華さん)私は結婚の相談にはちょっと自信があって、1年で35人を結婚させたことがあるんです。しかも、その全員が気になる人もいない状態で、完全にゼロの状態でした。
相手選びからお付き合いを始めて、恋人同士になって結婚にいたる……婚活の過程は決して短くありませんし、簡単でもありません。むしろいくつもの壁があって、それを何度も乗り越えていかなければならないのです。
無計画に「なんとなく……」とスタートさせて成功するものではないんですね。
だから、私は婚活を受験にたとえています。志望校は結婚相手。婚活は受験勉強。中学三年生、あるいは高校三年生の頃、誰だって進路について真剣に悩み、先生や親と相談して対策を練ったはず。
それと同じくらいの真剣さと努力がないと、婚活は成功しないということなんです。
結婚相手の条件は厳選する
イヴルルド遙華さん)将来のパートナーは「志望校」なので、婚活をする前にどういう男性がいいのかを決めることは大事です。でも、あまり細かく条件を挙げる必要はないと思っています。
条件が多いということは、それだけ対象を狭めているという意味ですから。
そして、自分が理想の結婚相手として条件を挙げるのと同じように、男性も「こういう女性を妻にしたい」と条件を持っています。そうしたお互いの条件を照らし合わせて、うまく噛み合うかどうかが婚活のマッチングです。
自分が合うと思っても、相手がノーと言う可能性だってありますよね。
結婚相手の条件は厳選したほうがいいですよ。外見については1つで十分。あと、金銭感覚が合うことは逆に、絶対に忘れないでください。
あなたは今、結婚できる状態なの?
イヴルルド遙華さん)受験は勉強しなければ合格しないように、婚活も努力して行動しなければ成婚にはたどりつけません。
結婚したいけれどできないという人に多いのは、「結婚できない状態を自分で作りだしている」ということ。
家と職場の往復で一日が終わり、週末は女子会、休みの日は家に引きこもって外に出ない……とか。あるいは、美容やオシャレに興味がなくて、「ありのままの私を愛してくれる人がいい」という女性もいますが、残念ながらそれでは結婚できないでしょう。
仕事が忙しくて……趣味が楽しくて……スキンケアやヘアケアは何をしたらいいのかわからなくて……という理由が出てくるとしても、やっぱり言い訳でしかないと思います。
まずは、自分を結婚できる状態にすること。男性と出会い、見初められなければ恋は始まりませんし、結婚にもたどり着けません。
女性の1年には1000万円以上の価値がある!
イヴルルド遙華さん)私は婚活についての本も出しているのですが(注1)、結婚をする上で年齢って大事で、婚活はスピード勝負なんですね。
なんとなくの感覚で、のんびり「いつか結婚できたらいいな」なんて言っていたら、たぶん一生できません。
特に、30歳を超えるかどうかで女性の価値は変わってきますから。若さは大きな武器だと思ってください。
婚活を始めて1年経つのに彼氏ができない場合、焦ったほうがいいですし、彼氏が「今は仕事が大事だから、3年は結婚しない」と言ったら別れてもいいと思います。20代~アラサー女性の1年には1000万円以上の価値があるんです。それを踏まえて、確実に結婚できる婚活を目指してくださいね。
女性の1年には1000万円以上の価値がある……名言だと思います。
結婚を望む女性は、婚活を受験と思って、賢く活動していきたいですね!
(カナウ編集部)
あなたの運命の相手はどんな人?恋愛運命をピタリ的中 イヴルルド遥華
■イヴルルド流【職場恋愛のススメ】告白は「かも?」で匂わせるだけ!
■「引き寄せ」がうまくいかない人へ【幸せになるための“超”基本とは】