コロナ禍によって今までの「当たり前」が一変していきました。
そんな中、結婚観・夫婦観はどう変わったのでしょうか?
今回は「コロナ禍を経て考える、男性が結婚相手に求める事」を男性目線・女性目線で聞いてきました!
男性自身が考える、結婚相手に求める事
まずは男性自身の意見をみてみましょう。
今後結婚するかもしれない、独身男性の意見です。
「色々な情報に右往左往せずに落ち着いて考えて行動できる冷静さ。
どんな状況でも、そこからどうすれば楽しく過ごせるかを一緒に考えてくれる前向きさ。
それでも日々かかるストレスを無理に溜め込まずに、お互いに上手く甘え合えること」(30代/男性)
結婚して一緒に暮らすとなれば、家の中の空気が重くなるのは嫌ですよね。
人間はピンチの時に一番本性が出やすいと言われています。
そんな中でもお互い気遣う関係性を作れる女性が求められるのでしょうね。
「あまり心配しすぎていても窮屈だけど、無頓着すぎるのもちょっと……。
同じくらいのテンションで心配したり、前向きに考えられる女性がいいかな」(30代/男性)
コロナ禍に対する心構えに夫婦間であまりにも違いがあると、仲違いの原因になりそうですね。さて次は、既婚男性のご意見です。
「干渉しすぎないことです」(30代/男性)
シンプルに一言でまとめてくださいました。
コロナ禍によって仕事や生活様式が変わっていく中、お互いの行動や考え方に干渉しすぎると、確かにストレスの素になりそうです……。
妻が感じた、男性が結婚相手に求める事
それでは次は、既婚女性にたずねた「夫が結婚相手に求めていると感じた事」を見ていきましょう。
・共倒れしないこと・仕事への理解
「うちは割とコロナ禍でも通常に近い生活を送っていたのだけど……。
一時期全てがリモートになって自宅待機になり、予定していた仕事が軒並み中止になって、給与が払ってもらえるかわからない危機に陥ったときには、『他業種で働いてくれててよかった』とは言われた。
同業者だったら共倒れだったかも……みたいな話もしていた。
元々が同業者だから、夫の仕事への理解がありつつ、今は他業種でいるのがいいんだと思うけど……景気の波が一緒だと困ることがあるのかな、と今回思った。
あと、『能天気な人でよかった』はよく言われる!」(30代/既婚女性)
・コロナ禍を細かく気にしすぎない
「我が家だと、『ごちゃごちゃ言わずに疲れた時に甘やかしてくれる人』を求めてるんじゃないかなと思いました。
夫が『コロナで外でマスクして色々人に気使ってんのに、帰ったらバイキン扱いされて除菌手洗い除菌除菌! 俺の居場所と安らぎがない!』で拗ねて、ケンカで大変面倒なことになるので……諸々ぐっと堪えております。
子供もいるから、母親の身としては家族全員の健康管理もあるので、色々細かく言いたい面はあるけども……パートナーなので揉めないよう、相手が居ずらくないようにしてます」(30代/既婚女性)
・同じ気持ちで構えてくれること
「一緒に不安な状況も楽観的に過ごせる胆力や、安定感を求めている気がします。
夫は関東大震災ですら、非日常として楽観的に過ごし、同時に『この状況は長く続かない。復旧する』と冷静な判断もしていたので……」(40代/既婚女性)
すでに結婚している方の目線ひとつとっても、色々な意見がありますね。
全体的に「コロナに騒ぎすぎない落ち着き・安定感」や「明るさ・癒し」を結婚相手に求めているのかな、と感じました。
よりストレスの多くなった社会で、結婚に求められるもの
もともと現代社会は、「昔に比べてストレスを抱えやすくなった」と言われていました。
その中でコロナ禍によって生活様式が一変し、さらに目に見えない細菌への恐怖で、より一層ストレスを抱えやすい社会になったのではないでしょうか。
結婚するならば、そんな社会の中で共同生活をしていくことになります。
大きなストレスを一緒に乗り越えられる人、そしてお互いのストレスを癒し合える人を男性は求めているのかもしれません。
あなたは、結婚相手に何を求めますか? コロナ禍を機に、一度じっくり考えてみるのもよさそうですね。
(巴/ライター)
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