婚活は今や特別なことではなくなり、20~30代女性の多くがライフワークのように取り組んでいます。
10年くらい前は、婚活というと三十路を越えた女性たちがするものというイメージだったかもしれませんが、最近では二十代前半の若い女性たちも真剣に取り組んでいるようです。
ただ、婚活は長引けば疲労も重なり、心がまいってしまうもの。カップリングパーティーで誰にも選ばれない、LINEのIDは交換したけどデートになかなか誘われない……といった状態が何か月も続けば、婚活疲れを起こしてしまいます。
今回は、婚活疲れを起こす前に“短期集中”で運命の結婚相手を見つける秘けつをご紹介します。
あなたが望む“理想の男性”とは?
筆者は、恋愛や結婚に関わる業界で10年以上も働いているせいか、たびたび婚活相談に乗っています。
そのなかで、婚活が長期化しそうだと感じてしまうのは“理想の夫像が明確でない”女性。
ぼんやりと「結婚できたらいいな」としか思っていなくて、出会いの場に行っても気分やノリで話す相手を決めてしまいがち。
なんの指標もなく活動しても旦那さん候補は決まりません。「優しくて高収入(できればイケメン)」くらいの条件では、誰を選べばいいのか迷ってしまうだけなのです。
結婚相手の条件、“厳しい”と“詳しい”のは違う
婚活を始める前にまずやるべきなのは、結婚相手の条件を詳しく挙げること。
結婚相手の条件が多く、厳しい内容を挙げる女性はなかなか結婚できないといいますが、相手の条件が“厳しい”のと“詳しい”のとは違います。
たとえば、こんな感じ。
1.年収は450万~650万円くらい(私も共働きすれば、そこそこの世帯年収に到達するから)
2.家は遠方であってほしい(義父母との同居はしたくないから)
3.子供が産まれても妻が働くことに理解があってほしい(今の仕事を辞めたくないから)
4.趣味が同じであってほしい(共通の関心ごとがあるといつまでも仲よくできそうだから)
……これだけでなく、夫の条件を詳細に挙げていくことで、婚活で選ぶべき男性像が具体化します。
また、これらの条件に見合わない男性は外見がタイプでも“除外対象”になるので、効率よく夫候補を絞っていけるでしょう。
婚活イベントは厳選して参加する!
本気で結婚前提の彼氏を見つけたいなら「とりあえずイベントに行ってみる」というのは、やめましょう。
初めての婚活イベントで、右も左もわからず“とりあえず”ならわかりますが、手当たり次第に合コンやパーティーへ参加するのは、実は時間のムダ。
というのも、婚活もイベントごとにコンセプトがあって、“同じ趣味をもつ男女だけを集めたもの”や“20代限定”や“30代男性限定”など年齢で区切ったもの、銀座・丸の内・秋葉原など開催される街によって参加者の傾向が予想できるものなど、いろいろあります。
そのため、自分に合う男性が見つかりそうなイベントだけを選んで参加することが大切!
また、都市部では100人クラスの大規模パーティーもありますが、実のある出会いを求めるには、人数が多すぎて非効率的かもしれません。
自分の求める男性の条件によって、しっかりとイベントを選ぶことが重要です。
まとめ
婚活は、始めてからどう動くかも大切ですが、婚活前の準備がなによりも大切なんです。
友だちがみんなやっているから私も……! と、なんの指標もなく活動し始めれば、婚活疲れを起こす可能性が高いでしょう。
地に足のついた夫婦生活を想像しながら理想の夫像を具体化して、ピンポイントで理想の男性が見つかりそうな婚活イベントに参加する。
これを守るだけで長く婚活を続けずに運命の相手とめぐり会えるはずですし、婚活疲れを起こすこともなくなりますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
(沙木貴咲/ライター)
Photo by.Rico Quintas
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