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共通項が多い相手ほど親近感を抱き、好きになることが多いですが、結婚まで考えると何もかも似ている同士はうまくいかないかもしれません。違うところがある同士の方がうまくいくんです。

また、仲良し夫婦は似ているポイント、違っているポイントに特徴がありそう。何がお互いを強く結びつけるんでしょうか?

 

似た者カップルが結婚後にうまくいかない理由

 

それは、長所はいくらでも伸ばせるけど、短所はお互いに補えないことが理由。

 

たとえば、彼が考えるより先に行動する派で、彼女も同じタイプだとしたら、結婚後にやってくる様々な重大イベントで迷いやすくなります。

恋人同士であれば、行き当たりばったりのデートをして大失敗しても笑い話で済むでしょう。でも、マイホームの購入や子どもの進学、親の介護などで失敗すると、その後の人生が大きく変わり、周りに迷惑をかけるかもしれません。

 

夫が考えるより先に行動する派であれば、妻は熟考する慎重派……というふうに、違う感覚を持っていると、一方の足りないところをもう一方が補えます。

 

夫婦関係を表現する時によく使われる「相手を支える」「お互いに助け合う」というのは、違うものを持つ同士でないと実は成立しないんです。

 

夫婦で違っていた方がいいポイント

 

うまくいく夫婦は、以下のポイントが違っていることが多いです。

 

・仕事の得意分野

・理系か、文系か

・理論派か、感情派か

・行動的か、思考的か

・リーダータイプか、参謀タイプか

 

妻が文系で販売職をしているのに対して、夫は理系で終日パソコンと向き合うエンジニアという夫婦を知っているのですが、二人はものの見方や価値観がかなり違っています。でも、違うからこそバランスが取れていると感じる場面が多々あるのです。

さらに、「人付き合いが上手/話し下手」「機械オンチ/機械に強い」など、夫婦で得意分野が違うので、苦手な部分を補い合える点もつねにお互いを必要とする理由になっているでしょう。

 

考え方や行動パターンについては、一方向だけに暴走するのを防げますし、どちらかが必ずブレーキ役を担えるので安心です。

特につらいことがあった時は、どちらも長くふさぎ込むタイプだと家庭が暗くなってしまいます。どちらかが楽観的であれば、落ち込んでいる方を支えて引っ張っていけるでしょう。

 

あと、趣味については違っていた方がいいものもあるようです。

スポーツや競うタイプのゲームなど、勝ち負けが絡む趣味は夫婦でライバルになりやすいはず。よくあるのが、夫は巨人ファンだけど妻は阪神ファンとか。夫婦でオタクなのに、推しキャラが違うので対立しがちということもあるそうで。

 

夫婦で似ていた方がいいポイント

 

・食事の好み

・笑いのツボ

・金銭感覚

・教育方針

 

食の好みや笑いのツボは、結婚が生活そのものだと考えれば似ていた方が幸せです。

私は離婚した元夫とは食の好みがまるで合わず、外食は必ずどちらかが我慢しなければならなかったため、とても苦労しました。

 

金銭感覚は似ていた方がいいというより、似ていなければ困る絶対ポイントと言っていいでしょう。夫婦はたとえ愛し合っていても、お金が原因で簡単に関係が壊れるんです。

金の切れ目が縁の切れ目といいますが、まさにそれ。金銭感覚のズレは不仲を生むだけでなく、離婚にもつながるでしょう。私自身、離婚の原因はお金でしたから。

 

子どもを持てば、意外にトラブルのネタになるのが教育方針の違い。

夫婦の学歴や幼少期の家庭の教育環境が似ていることが、のちのち揉めないポイントになります。

 

共通点は多いほど良い…わけではない

 

マッチングアプリや結婚相談所のなかには、共通点の多さを相性の良さと見なすところもありますが、そうとは限りません。

むしろ共通点ばかりのカップルの方が、実際に夫婦になった時にうまくいかない場合が多いでしょう。

 

お互いに興味を持ち、惹かれ合うほどの共通点はあっても、適度に違うものを持ち合う。

そんなカップルが、実は夫婦としていつまでも仲良くやっていけるのだと思います。

 

占いをヒントにするなら?

 

わかる人にはわかるけれど……というネタで恐縮ですが、占いには十干(じゅっかん)という見方があります。

 

十干では10パターンの性格分析ができますが、エネルギーが穏やかなタイプ、「乙(きのと)」「丁(ひのと)」「辛(かのと)」「己(つちのと)」「癸(みずのと)」同士でくっつくと、どちらも受け身になって迷走しがちに感じます。

 

穏やかタイプは、「甲(きのえ)」「丙(ひのえ)」「庚(かのえ)」「戊(つちのえ)」「壬(みずのえ)」というエネルギーが強くリーダーシップがあるタイプと結ばれた方が、関係のバランスは良いかもしれません。

 

また、12星座は以下のようにエレメントという4つのジャンルに分類できますが、同じエレメントのカップルは気が合う反面、同じ方向にしか目が向かず、いったん揉めれば収拾がつかなくなることが多く感じます。

 

火のエレメント:おひつじ座・しし座・いて座

地のエレメント:おうし座・おとめ座・やぎ座

風のエレメント:ふたご座・てんびん座・みずがめ座

水のエレメント:かに座・さそり座・うお座

 

ちなみに私と元夫は二人とも火のエレメントでしたが、ケンカをするとどちらも折れずにこじれやすく、仲直りが難しかったです……。

また、知人で風のエレメント夫婦がいましたが、二人とも自由に行動したくて自然と別居状態になり、「離れていた方がラク」とそのまま離婚してしまいました。

 

あくまで一例なので絶対の法則ではありませんが、占い好きの方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

(沙木貴咲/ライター・占い師)

 

■男性が思う、相性が合わないと思う瞬間
■【12星座別】結婚相手にするならどんな人? 結婚相性のいい人を紹介
■https://www.the-uranai.jp/column/affinity/good-chemistry-number-2/

 

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