婚活で見せるのは個性！ 女としての魅力をアピールしてもダメな理由

こんにちは、沙木貴咲です。
婚活をするなら、服やメイクをまず頑張らないと……と考える人が多いかもしれません。
たしかに、第一印象はとても大切ですから、オシャレは必須条件だといえます。

けれど、ひたすら外見を磨けばいい出会いをモノにできるのかというと、実はそうでもないんです。
もっとも大切なのは「女としての魅力をアピールすること」ではなく、「自分の個性を効果的に見せること」なんです。
具体的に、どう個性をアピールすればいいのか、みていきましょう。

婚活でオシャレはして当然！

婚活の場でオシャレをするのは当たり前のことです。
男性も初対面ではやっぱり、まず女性の外見を見ますし、第一印象は出会って7秒で決まるといわれています。
しかもそのイメージは、心理学的には大体6か月続くとされているので、洋服やメイクを気遣うのは婚活の基本だといえるでしょう。

ただ、女性の外見に関して男性は、
「清潔感があるか」
「きちんとメイクしているか」
という最低限のラインしか見ていません。
それ以上のよし悪しが判別できる人はめずらしいのです。

さらに、婚活女性はたいてい白ややわらかな色合いのワンピース、ブラウンやピンク系のメイク、節度あるアクセサリーなど、誰もが似通った格好をしているものです。

細部は少しずつ違っていても、男性の目には
「女性ってみんな、こういう服装とメイクをしてるもんだよね」
としか映らないでしょう。

奇抜すぎない外見は重要ですが、妻候補を選ぶための重要な根拠には、実はならないんです。

女性らしさよりも個性の方が記憶に残る

婚活では、女性らしさより個性をアピールした方が、うまくいく確率は上がります。

というのも、上品な振る舞いや親切は、みんなが心がけることであり、インパクトに欠けます。
ありきたりの女性らしさを見せても、男性には「みんな同じ」に見えてしまい、記憶に残らないんですね。

パーティーもお見合いも、お互いを十分に理解するだけの時間はありません。
それだけに誰もが「とにかく好印象を与えたい」と考えるものですが、そうすれば個性が失われてしまいます。

婚活ではなにをアピールする？

「実はアニメが好きで……」

「野球だったらカープが一番！」

「結構ロマンチストかも。少女マンガをよく読みます」

「会社では天然キャラって言われます」

……たとえば、こんな風に自分の個性を伝えれば、ただ優しくするより、多くの男性に覚えてもらえるはず。

婚活は男性を選ぶ場であると同時に、自分が選ばれる場でもあるんです。
男性に好印象を与えるだけでなく、
「この子、面白そうだな」
「もっと話してみたい」
と、興味をもたせることが大切です。

趣味を語れる人のほうがモテる

好みや趣味は、他人を理解する大きな手がかりになります。
そのため、婚活では明確なこだわりを語れる人のほうがモテる傾向にあるんです。

婚活イベントはつまり、初対面で「結婚できる可能性が高い人」をいかに見極めるかというもの。
わかりやすい個性をもっていたほうが、男性の心に引っかかって、記憶にも残るでしょう。
自己紹介でインパクトのある好み・趣味を語る女性の方が、男性に選ばれる可能性が高くなるんです。

映画鑑賞や読書といったありきたりな趣味は、とくに好きな作品や作家を熱く語るくらいがちょうどいいのかもしれません。

「タカラヅカが好きって言ったら引かれるんじゃないか」
「村上春樹が好きすぎるんだけど、ウザい？」
などと遠慮せず、どんどんアピールしたほうが成功率はアップしますよ。

（沙木貴咲／ライター）

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