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婚活という言葉が一般的になった現代、「今年こそは結婚したい」と結婚することを目的化している女性も増えてきている印象です。
ただし、結婚を目的化することにはさまざまな弊害があるかもしれません。
まずは、結婚を目的にしてしまっている女性の特徴についてみていきましょう。
 

 

結婚が目的になっている女性の特徴1 漠然と現状に不満がある

 

結婚が目的になっている女性の特徴として、現状に不満があり、現状を変えたいという思いが強いことが挙げられます。
ただし、その不満の原因をしっかりととらえずに「結婚」をすることで漠然と現状が変わる、結婚すればすべて解決できるはず、と思っているケースも少なくありません。
この場合はまず現状の不満の原因は何なのか(仕事なのか、恋愛なのか、自分の目標なのか)について掘り下げて考え、本当に結婚する事で現状の不満が解決するのかについて考えてみましょう。

 

結婚が目的になっている女性の特徴2 結婚後の生活をイメージできていない

 

結婚が目的になっている女性は、結婚後の生活をリアルにイメージできていません。そのため、結婚式で見栄えのいい男性・友達からうらやましがられる男性を選びがちで、肝心の結婚生活に対する価値観のすり合わせを怠ったまま結婚してしまう可能性があるのです。

 

結婚が目的になっている女性の特徴3 「彼と結婚したい」ではなく「結婚したい」

 

結婚が目的になっている女性は、「彼と一緒にいたいから結婚したい」のではなく、「結婚したいから誰か探さないと」という思考になってしまっています。そのため、大して好きではないのに、「スペックもいいし、ルックスも悪くない。とりあえず付き合うことはできたからこのまま結婚しちゃおう」と焦って、相手に真意をみぬかれ、引かれてしまいがちです。

 

 

次に、結婚を目的にすることによる弊害について確認していきましょう。

 

結婚を目的化することによる弊害1 結婚が遠のく

 

結婚を目的にしている女性と付き合っている男性は、「彼女は僕と結婚したいのではなく、結婚がしたいのだ」と気がつきます。
そのため、「僕は自分と結婚したいと思ってくれる女性と結婚したい」と思い、彼女を選ぶことを躊躇(ちゅうちょ)しがちです。

 

結婚を目的化することによる弊害2 結婚相手を間違える

 

とりあえず籍を入れて結婚式を挙げられればいい、と考えている女性は結婚相手選びを間違いがちです。結婚生活に向いていない、または結婚生活における価値観が全く違う男性と結婚してしまい、後から後悔することになりかねません。

 

結婚を目的化することによる弊害3 結婚後に失望する

 

結婚を目的にしている女性は、一時は結婚できたことで安堵しますが、すぐに結婚してもすべてが変わるということではないということに気がつきます。忙しかった仕事をやめて、パート主婦になったら、毎日の家事やパートで、以前より労働時間が長くなっているということに後から気がつく場合もあります。

 

さいごに。結婚してからの人生の方が長い

 

現代を生きる女性の2人に1人は90歳以上生きると言われています。30歳で結婚した場合、60年ほど一緒に生活することになるわけです。

 

結婚してからの方が人生は長いのです。
結婚はゴールではなく、単なる通過点であり、ふたりの生活はそこから始まるのだということを認識しておくべきでしょう。

 

今来 今/ライター

 

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