結婚相手に求める大切な条件とはなんなんでしょうか?
価値観が合う、誠実さ、イケメン、高学歴、高収入……などと、理想をあげたらキリがありませんね。
すべての条件を満たした理想的な男性と出会うのは難しく、結婚は妥協だという意見もあります。しかし、妥協で結婚した相手と、長い人生、共に歩んでいけるでしょうか?
結婚相手は、お互いに欠点や至らぬ点があったとしても、相手を理解して受け入れ、共に補いながら成長していけるような関係性が良いのではないかと思います。
では、どのように結婚相手を見極めたら良いのでしょう?
彼の収入や社会的ポジションが結婚理由になっていないか
もし、あなたにとって「彼と結婚をすれば、専業主婦になれるから」という理由が、結婚の決め手になっているとしたら考え直しましょう。
人生何が起こるか分かりません。
彼が突然リストラになるかもしれませんし、病気で働けなくなるかもしれません。
また、災害や事故などで、財産すべてを失ってしまう可能性もあります。
そんな風に、状況が変わっても彼のことを愛せますか?
一緒に頑張ろうと思える相手でしょうか?
結婚相手に安定した収入や職を求めることも大切ですが、それがメインになってしまうのは危険です。
彼の嫌なところに目をつぶっていないか
女やお金にだらしない、自己中心的、文句が多い、束縛がひどい、嫌味を言う……など。
欠点のない人間はそうそういませんが、その欠点をあなたが許せるかどうかが問題なのです。
悪い癖や性格は、お互いにフォローし合って、成長して、克服していけばいいと希望を抱くかもしれません。
しかし、人間、癖や性格はなかなか変えることができないのも現実。
彼の気になる欠点や性格が変わることを期待するのではなく、あなたが彼の欠点を含め愛し続けられるか? 共に生きていけるかどうか? で考えた方が良いでしょう。
結婚は共同作業、ひとつのチームようなものです。
「愛している」という気持ちは大切ですが、「一緒に心地よく生活を続けられる」という点も忘れてはいけません。
いくら大好きな彼であっても、あなたが精神的に苦しい思いをしている関係ならば、結婚相手としては向いていないかもしれません。
意外に有効!? 婚前富士登山で見極める
結婚前に、カップルで富士登山をすると良いという話を聞いたことがあります。
登山では、頂上に到達し下山するまで、日常生活ではなかなか味わえないドラマが沢山あります。
高山病や、疲れで余裕がなくなることもあるでしょう。
辛く苦しい時こそ、お互いの本性が見えるものです。
そんな苦難を乗り越え、美しいご来光が拝めれば、達成感や爽快感で疲れも吹き飛び、二人のきずなも更に深くなることでしょう。
逆に、彼があなたを気遣うことなくグングンと上へ登るような自己中心的な一面に気が付いたり、弱音や愚痴ばかりで全く楽しめなかったりと、結婚を踏みとどまる結果になることもあります。
人生の困難に立ち向かう結婚を前に、富士登山で二人の相性を確かめてみるのもオススメです。
さいごに
著者の場合、ひと目惚れをした男性との結婚を決めました。
名前も国籍も知らず、話したことも、メールもしたこともない男性を想い、探し続けました。
そして1年後、彼と再会しスピード婚を果たしたのですが、彼の性格もよく知らぬまま結婚をしてしまったので、スピード離婚まで至りました。
私は、自分の妄想した彼の人物像に惚れ込んでいただけであり、実際の彼とは全く性格も価値観も合わなかったので、当然の結果でしょう。
著者の例は、極端な話です。
しかし、結婚するなら「運命の人だ!」と思っても直感だけに頼らず、客観的に彼を観察し、慎重に考えた方が良いでしょう。
結婚は、今後のあなたの人生を左右する選択でもあります。
結婚する時期については、世間の常識や周りの友人たちに流されてあせる必要はありません。
あなたと彼の結婚生活ですので、二人の精神的、金銭的、環境的準備が整った頃で良いと思います。
結婚はゴールではありません。
人生の大切な岐路であり、新たなるスタート地点です。
これから、マラソンのように長い人生、共に思いやり、協力し、歩んでいけるようなパートナーと巡り会えるといいですね。
(ライター/キタミカ)
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