こんにちは、婚活FP山本です。
あなたも一度は『ふるさと納税』という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
『納税』というイヤな言葉が入っているわりには、熱心に納税先を探している奥様の話も、ちらほらと見聞きしますよね。
とはいえ……これはそもそもなんなのか、わかっているようでわかっていない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、世間の注目を集めている『ふるさと納税』について、今一度しっかりお伝えします。
あなたの生活に、お役立てください。
納税の代わりに「お礼つきの寄付」
まずは簡単に「ふるさと納税」を解説します。
納税とは通常なら「お金を取られるだけ」なのですが、ふるさと納税は自分の好きな自治体などに寄付ができて、それが納税と認められる納税方法です。
そして各自治体は、寄付に対してお礼の品を送ってくれます。
このため、会社員として働いている場合、ほぼ強制的に税金を納めていますが、「ふるさと納税」をすることで、本来は“取られ損”な納税で「お礼の品」をゲットできるのです。
ハッキリいって、利用しない手はありません。
ふるさと納税のメリットはなんといっても特産品♪
納税者からすれば、「寄付に対してお礼の品がもらえる」のが一番のメリットです。
普通に納税していても、個人レベルではなんの見返りも得られませんから……
ちなみに「ふるさと」という名前がついていますが、日本全国どこへでも寄付できます。
居住地以外でも、自分の出生地以外でも構いません。
たとえば、海が好きで沖縄に特別な思い入れがあるという方は、出身地が北海道で居住地が東京でも、沖縄にふるさと納税できるのです。
自分の好きな自治体を、納税することで応援できるというのも、ふるさと納税のいいところでしょう。
そして、お礼の品は「その土地の特産品」が基本です。
カニ、いくら、和牛、お米、うなぎ、ハンバーグ、ほたて、明太子……あなたなら、なにが欲しいですか?
ちなみに自治体ごとに「寄付金〇円に対して〇〇」と、寄付金額とお礼の品を定めています。
しかも、各自治体はより多くの寄付金が集まるようにと、お礼の品を競っていますので、その内容はかなり豪華です。
あなたもぜひ一度、どんなものがもらえるのか、調べてみては?
ふるさと納税のデメリットは……ほとんどない!
ふるさと納税をすることによるデメリットは、ほとんどありません。
国民の義務を果たしながら各地の名産品をもらえるのですから、損はないのです。
ただし、注意していただきたい点はあります。
それは、「上限金額」!
「ふるさと納税」は、あくまで納税に代えた寄付ですので、もともとの納税金額を超えて寄付をすると、それは本当に「ただの寄付行為」になってしまいます。
ちなみに上限金額は、年収と家族構成によりますが、おおむね「年収500万円なら5万円程度」です。
(インターネットで検索すると、年収と家族構成に応じたふるさと納税額のシミュレーションサイトがいくつもありますので、ぜひご覧ください)
また、どれだけ寄付をしても、2,000円だけは納税部分が残ります。
そして、ふるさと納税をした場合、確定申告が必要になります。
とはいえ、現在のふるさと納税には「ワンストップ特例制度」というものがあり、
事前に一定の手続きをすれば確定申告を不要にできるのです。
デメリットはこの程度。
それだけに、一度でもふるさと納税をした方は、毎年楽しく寄付先を探しているのが実情です。
ちょっとでも気になってきた方は、ぜひ一度、「ふるさと納税」で検索してみては?
今では申し込みも簡単なサイトがたくさんあります。
ふるさとチョイス
https://www.furusato-tax.jp/
ふるさと納税でがっつり得している主婦
私の知り合いに、30代前半の既婚女性、アケミさん(仮名)がいました。
アケミさんは20代半ばで高収入の男性と結婚し、その後3人の子どもに恵まれ、パート勤務もしている方です。
そんなアケミさんから「ふるさと納税」について聞きたいと、相談をもちかけられました。
どんな制度で、どういうメリットがあるのかをご説明したところ、アケミさんはワクワクの様子で早速行動開始。
夫が高収入で、上限金額も高額だったため、たくさんの地域に納税ができたのです。
アケミさんは結局、上質なカニや牛肉、フルーツなど、総額15万円近くの名産品を手に入れたそうです。
本人いわく「これだけのものが実質、無料でもらえて最高だった」とのこと。
以後、毎年ふるさと納税しているアケミさんでした。
まとめ
ふるさと納税は、「取られ損」な納税を「お礼がもらえる寄付」に変えることができる制度です。
どの道、納めなければならない税金なら、なにか品物がもらえたほうが得ですよね。
ぜひあなたも一度、ふるさと納税を試してみましょう。
(婚活FP山本/ライター)
公開日:2017年12月12日
更新日:2018年12月13日
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