【星読みコラム】2021年8月の星たちが教えてくれること

頭が冴えて、仕事が捗る収穫の季節です。

これまでに植えてきた種が実をつける。どんな実がなったのかを見つける冷静な目と、どのタイミングで収穫して、どんな風に使っていくのかを判断する切れ味の良い判断力がある。

充実した時間を過ごせそうです。

8月の星はあなたがあなたであることを賞賛してくれる

2021年も後半に入り、2020年の年末に迎えた「風の時代」も半年以上が過ぎました。
 
色々な話題を生み出したオリンピックも幕を閉じる8月の最初の星の動きは新月から始まります。
 
私たちの中には、どこかひとつホッとした感覚が芽生えてきそうです。
 
世界の人が集まって、それぞれの力を発揮したオリンピックが象徴するように、私たち一人ひとりもまた、それぞれの現場で個性を発揮しながら、集団を作っています。
 
勝ち負けや賞賛によって獲得してきた「自信」や「誇り」が、少しずつ形を変えていきそうです。
 
日常の中では、誰にも勝たないできごとはたくさんありますし、誰からも賞賛されない活動もたくさんあります。
 
誰かに勝つことや、認められることでなければ、価値がないと思っていたけれど、どうやらそれが変わる時期になりました。
 
誰にも勝たないこと。
誰にも賞賛されないこと。
 
誰にも認められないということは、この世で唯一無二の自分だけが持っている価値ということ。
 
自分はこの世界でたったひとりの価値ある存在なのだと、心の底から安心できそうです。
 

他者を受け入れる準備が整ってくる

2021年に入ってから、たびたび私たちは「今、自分がどこに向かっているんだっけ」と立ち止まる機会がありました。
 
緊急事態宣言、オリンピック開催可否、ワクチン摂取、その他色々な出来事を通して、「じゃあ自分はどうすればいいのかな」と考えさせられてきたのです。
 
そのたびに、「自分はこの選択をしよう」と決めてきました。
 
何度もオリンピックの話を上げてしまうのですが、諸所の課題がある中でオリンピックを開催し外国の方を招くことは、少なからずリスクを感じていたし、みんな不安もあったのです。
 
その流れに少し変化が生じて、「そんなことばかり言ってられないよな。自分が不安だからって、恐れてばかりいないで、社会や世界が向かおうとするものを、自分も取り入れていこう」というような流れも出てきそうなんです。
 
そのときに大切になるのは、情にほだされて自分の意思を失わないこと。
 
他者に寄り添う気持ちはとても大切ですが、自分の意思があってこそ受け入れる器の深さが生まれます。
 
全体をよく見て、冷静に判断をしていきましょう。
 

価値観の喪失から、本当に欲しかった欲張りな世界へ！

8月後半には今年2回目の水瓶座満月を迎えます。
 
前回7月に迎えた水瓶座満月は、約半年をかけて取り組んできた課題に対するひとつの結果が出るような空気感でした。
 
8月の満月はというと、自分のやりたいことはもちろんやっていくけれど、ある種の利己的な願望は薄れていきます。
 
つまり、社会として「個々がやりたいことをやる」ことは、もはや当たり前の流れとなっていくのかもしれません。
 
その流れは、私たちにとってはこれまでの自分たちを作ってくれた価値観の喪失にもつながっていたりします。
 
私たちの中には、自分の満足と社会の満足は両立しづらいという感覚だとか、欲しいものを得るためには何かを我慢しなければいけないという、どこか極端な思考が存在します。
 
私たちはこれまでの価値観を喪失することで、そういった二極的な世界線ではなく、自分を満足させることで、社会も満足させていくような共通する価値を真ん中に据えて、多様性を受け入れていくことになるのかもしれません。
 
冷静な視点が持ちやすくなってきますので、勢いや感情論ではなく、冷静な分析の元で新たな目標をセットしていくのに良さそうです。
 
今まで自分が関わらなかった世界の人と話してみたり、本を読んでみたりすると、考えもしなかった場所で、自分の能力が発揮できるシーンを見つけられる予感。
 
楽しんで過ごしましょう！
 
（tomoco/ライター）
 
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