2021年9月。一年の後半戦に入ってくると、さまざまな体験から視野が広がって、情報や知識が蓄えられていく時期に入ります。
周りのことがよく見えるようになるので、自分の内側から沸き起こる衝動や感情に突き動かされるようなことは少なくなりそうです。
それ以上に、社会の中で自分はどんな立ち位置をとっていくのか、必要とされているシーンはどこなのかということがわかってきます。
9月は「繋がり」を感じる体験が待っている
9月の始まりの大きな星の動きは新月から始まります。
新月はスタートのタイミングと言われているので、新月が起こる星座の性質にあったことを始めるのがおすすめです。
乙女座で迎える新月は、乙女座の分析力や整理整頓していく能力を意識していきましょう。
特に今回は、自分の見ている狭い世界に縛られないように気をつけていきたいですね。
自分自身にできることには限界がありますが、その自分が成り立つのは、周りで支えてくれる人間関係があるからだったり、所属することのできる社会があるからだったりします。
どんな環境、状況であれ、自分が今この場所に存在しているという事実がある以上は、切っても切れない繋がりがあるはず。
一番わかりやすいのは、血縁だったりします。
両親の血、祖父母の血、そうして受け継いだ能力があっての自分です。
自分の行動は自分ひとりの選択でありながら、そういった繋がりがあって初めて成り立っていて、自然と使っている能力だったりもします。
改めて、自分にできることは何か、ということを自分ひとりの世界ではなく、周りの人たちや仲間を見渡すことで、確認していくような出来事がありそうです。
喜びが自分も周りも幸せにしていくヒント
月の中盤からは、自分の心が「楽しい!嬉しい!」となるものにアンテナを立てて、どんどん日常に取り入れてみて!
大人になると、「でも無駄になるし」とか「こんなことしてバカみたい」なんてついつい冷静に考えてしまうもの。
せっかくときめくものに出会ったのに諦めてしまうなんてもったいない。
せっかく楽しみを見つけたなら、それが意味のないものだとしてもやってみるのがおすすめ!
今月は、自分の楽しいと思うことに共感してくれる人が出てきて、ますます周りの人たちとの関係性がよくなっていったり、仲間のための行動につながっていくこともありそうです。
月末に向けてスタートさせるための準備をしよう!
後半に入ってくると次のステージに進む準備期間になっていきます。
新しくスタートするときは、何かしらの整理が必要。新築の家を建てる前に土地を整地するのと同じように、新しくスタートさせるために、自分自身の内面や周りの環境を整えていく流れに入るというわけです。
当然、これまでの自分が大切にしてきたものと、残していくべきものをどうするのか悩むこともありますが、今回はある程度肚を決めて決断していくことになります。
このとき大切なのは、自分にとって「良い体験」だったから残そうだとか、「悪い体験」だったから捨てようという価値観ではなく、良いことも悪いことも含めて自分の人生の時間だと受け入れること。
思い出したくもないような苦い経験は忘れてしまいたいものですが、なかったことにしてしまえば、その体験に使った時間自体をなかったことにするのと同じ。
自分の人生に空白の時間を作ってしまうんですね。
空白だらけの人生にしないためにも、忘れたくない経験すらも自分の価値に積み上げてしまいましょう。
(tomoco/ライター)