こんにちは、WriterPalm45です。
月末月初になると気になるのが「今月の運勢」。
雑誌でも結構大きく扱われていますし、月末になるとSNSやメルマガで配信されることもありますね。
でも、忙しくしているとつい内容を忘れちゃいませんか? 私は忘れます。自分で占っているのに(笑)
とはいえ、運気の流れをざっくりとでもつかんでいるとある程度の心の準備ができるためか、何か起こっても対応がしやすくなるんじゃないかと思っています。
そこで、『自分でできる今月の運勢の占い方』をご提案してみたいと思います!
月の運勢を読むには
運気の出し方は占術によって異なりますが、一番メジャーなのは12星座でおなじみの西洋占星術ですね。
また、生まれ年の干支や月で占う気学なども分かりやすく、すっと入り込んできますから、雑誌などでは多用されています。
西洋占星術はもちろん、四柱推命などで占い師は、個人のネイタルチャート(四柱推命などでは命式と呼びます)を出して詳細に運勢を読みますが、ここではあくまでも簡易的に。
12星座で簡易的に運勢を読んでいく方法をご紹介します!
天体の動きで運気の流れを読む
占い師が『今日の運勢』や『今月の運勢』を12星座別に出す場合、よく使われるのがトランジット法というやり方です。
これはある特定の時期のホロスコープ上で、自分の太陽星座の位置から見てそれぞれの運気を司る星がどんな角度にあるのか、といったところから鑑定するのですが、なかなか複雑なので今回は割愛。
ざっくり見る場合には、「月、太陽、水星、金星、火星」がホロスコープ上のどの星座の位置にあるのかを見て判断します。
月はおおよそ2日半で星座から星座へと移り変わり、
太陽、水星、金星はほぼ1ヶ月、
火星は約2ヶ月周期で移動していくために、短期間の運気の動きが分かりやすいからです。
この星にも意味があり、月は幸運、太陽は総合運、水星は人間関係でのコミュニケーションや仕事運、金星なら恋愛運や美容運、火星は出会い運やトラブルの予兆……が見られるとされています。
各天体がどのような意味付けをされているのかを以下にまとめました。
太陽……アイデンティティ。生き方、総合運
月……感情、想像力。幸運
水星……知性、コミュニケーション、仕事運
金星……趣味などの楽しみ事、恋愛運・美容運
火星……闘争、勇気、トラブル
木星……社会的地位の向上、名誉、喜び事 金運・家庭運など
土星……勤勉、無口、厳格、試練。 トラブル運
たとえばその時期のおひつじ座に太陽が入っているなら、おひつじ座さんの運気は絶好調、と言えます。また、おひつじ座さんと同じエレメント(火・土・風・水の4つに分けられる属性。一度は耳にしたことがありますよね)のしし座さん、いて座さんも良い影響を受けると見ます。
一方、同じ活動タイプ(活動・不動・柔軟の3つに分けられます)のかに座さん、てんびん座さん、やぎ座さんはちょっと注意が必要、といった感じです。
エレメントと活動タイプの分け方はこちらに。
- エレメント
火(おひつじ座・しし座・いて座)
土(おうし座・おとめ座・やぎ座)
風(ふたご座・いて座・みずがめ座)
水(かに座・さそり座・うお座)
- 活動タイプ
活動(おひつじ座・かに座・てんびん座・やぎ座)
不動(おうし座・しし座・さそり座・みずがめ座)
柔軟(ふたご座・おとめ座・いて座・うお座)
自分で運気を把握するには? 天体イベントに注目
慣れてしまえば何となくそのリズムはつかめるのですが、普通はどの星座にどの星が入るのか、なんてすぐには分かりませんよね。
そこで注目したいのが、新月や満月など月の動きを把握すること。
今の時点で月がどの星座にあるのかとか、月齢などは、ネットなどで簡単に情報を入手する事ができます。
また、そうした情報を定期的に送ってくれるメールマガジンやLINEのサービスなどに登録しておくと常に「今の月はどの星座にあるのかな」と意識できますよ。便利!
一般に、新月から満月に至るまでの間は運気や体調が上がっていく傾向にあり、満月から新月まではその完成と終息、そして新しい運気を迎え入れる準備をする時期と考えられています。
その時月が座する星座で運気の傾向を把握できますので、「今月は○○座で新月や満月」といった情報に注目を!
たとえば今月(2019年9月)14日に起こったうお座の満月では、うお座の特徴である『癒し』や『次の次元への魂の成長』にスポットが当たります。
ただ、満月以降の運気はバランスを崩しやすいため、それが良からぬ方向に表れる可能性もあるんですね。
うお座の影響を受けて、過去のことにこだわって心に葛藤が生じやすくなるけれど、自分の心に向き合って乗り越えていくべき運気、といった感じになります。
そこからさらに半月後、9月29日に迎える新月はてんびん座で起こります。てんびん座はバランスと優美さを司る星座ですから、前回の満月での葛藤も一段落し、一皮むけたような大人の女性となって活躍できる運気、と見る事ができるんです。
水星逆行にご注意!?
こうした情報を集めていると、「水星逆行」という言葉を聞く事が増えてくると思います。
実際に天体の動きが逆行しているわけではなく、ホロスコープ上で見ると一時的に逆戻りしているように見えるだけなんですけど。
さて、この『水星逆行』は年に2〜3回、各20日間程度にわたって起こりますが、この時期は水星が司る「コミュニケーション」の分野でちょっとしたアクシデントが起こりやすくなります。
たとえば交通機関が大きく乱れる、通信トラブルでメールなどが届かなくなる、言葉の行き違いで周りの人間関係がギクシャク……などなど、原因はどこであれちょっと困った事が起こりやすい傾向にあります。
そういえば2018年末に起こった某携帯キャリアの大規模通信障害も、水星逆行中の事だったような。
といっても、やみくもに恐れることはなく、あらかじめ心の準備をして臨めばどうという事はありません。
たとえばスケジュールは余裕を持って組んでおくとか、メールを送信する前に何度も確認するとか。「お、水星逆行が来るな、気をつけておこう」と対処方法を考えておけば、大きなダメージにはなりませんし、そこで起きたトラブルや失敗もちゃんと学びにつながります。
また、「水星逆行だからしょうがないんだよコレは!」と最終的に自分を慰める言い訳にも……筆者はしちゃってます(笑)
運気が悪い時はどう行動すればいい?
さて、こうしてある程度自分にめぐって来る運気が分かったところで、低調ぎみにさしかかった時にはどう行動すればいいのでしょうか。
先程説明した水星逆行の時のように、あらかじめ心の準備をしておくのが一番のおすすめですが、占者さんによっては「運気が悪い時は何をしてもダメだからおとなしくしているのが一番!」的な考え方を持つ人もいらっしゃいます(こんな直接的な言い方はしませんが)。
運気が悪いと体感したら控えめにしておくのは確かに無難ですし、筆者もわりとおすすめします。ただねぇ……社会に出ているとそうも言っていられない時ってあるじゃないですか。
そんな時はいつもよりちょっと謙虚に、そしてまあるく、周りに接しているといいんじゃないかなって思います。
運が味方になってくれない時は、人を程よく頼っちゃう。意地を張って頑張りすぎないのがコツかな、と思っています。
そして、運気が落ちている時って大体心身共に疲れています。それゆえ正しい判断がつかなくなったり、いつもは気にならないようなことで傷ついたりします。そういうところにつけこまれて良からぬ人が寄ってきちゃったり、と悪循環に陥りやすいんですね。
なので、運気が悪いと感じられた時は体調優先です。無理はせず自分の体をいたわり、しっかり休養をとる事。特に睡眠は大事ですよ、どんなに若くて体力に自信があっても、特別不調を感じていなくても、寝ないと気が付かないうちに消耗していますから。
健康の無駄づかいは運の無駄づかいだと考えたっていいくらいだ、と筆者は常々思っています。
天体からのアドバイスの活かし方
今回は簡単に運気をつかむためのヒントとして、月の運行を生活に取り入れる事をご提案しました。
興味が出てきたら、他の惑星の動きもちょっと気にしてみるとさらに詳細に占えるようになるので楽しいですよ。
実はですね、西洋占星術には吉・凶という便宜上の言い方はありますが、考え方としては非常にポジティブで、一見悪く思えるような出来事や運気の流れは、自己改革とか戦う力を身につけるためのチャンスと見るんです。
何かを学び取り次の成功へと準備する時と捉えるんですね。若い時の苦労は買ってでもせよ、と言われているみたいな感じ。
ですから、運気が悪いと感じた時は「何かに邪魔されている」ではなく「自分磨きのタイミングなんだな」と思うといいんじゃないでしょうか。
多少苦労しても、その後には成功が約束されているわけですから。
いかがでしたか?
自分で運気を見定めるのはちょっとコツがいりますが、やっているうちに慣れてきますし、生活に大きくゆるやかなリズムがついてきますよ。
現実ばかりでなく、空の向こうにある大きな力に少しだけ目を向けるのも、ちょっといいものなのかもしれません。
ライター/WriterPalm45
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