内面的に子供のままでアラサー、アラフォーになってしまっている子供おばさんって結構多いものです。
こういう人には同じぐらい内面が幼稚な男性が寄ってくるものですが、そうではないちゃんとした人は敬遠しています。
子供おばさんは、簡単に言えば本来年齢に見合って伴っているはずの大人の思慮深さや余裕、これまでの人生経験に根差した対人スキル。
これらが一切身についていないような人にふさわしい言葉だと感じます。
そしてそういう女性って結構います。
見た目をどうこうって言うのではなく、そうじゃない当たり前に備わっているべきものがない。
そんなんじゃ、「この人と仲良くしたい」と思ってくれる人は、男女ともにそうそう出てくることはないでしょう。
だから子供おばさんになっちゃダメって単純な結論に至るわけですが、そうならないにはどうすればいいのか。
今回はこれについて、厳守すべきポイントをいくつか挙げていきましょう。
目次
年齢に内面が見合っている女性は自分語りを避ける。これだけでも意識しよう
子供おばさんに限って、大人の女性ぶろうとするものです。
人って面白いもので、自分がなりたい理想に無理やり自分を近づけて同格化したがる側面があるんですよね。
なので子供おばさんという括りでまとめられている女性って、SNSだの飲み会だので「私も散々色んな人見てきたし、色んな経験をしてきたけどさ」みたいなことを言いがち。
で、これが傍から見ているとサブいんですよね。
いち男性から見ても「うわ、こんな語り出しする女いやだわ」ってなっちゃいます。
実際、我慢してその話を聞いても、面白かったことはないです。
自分語りなんてそもそもしなくたって、本当に魅力のある人に出会ったら、「この人どういう人なんだろう」って思われますからね。
自分で身の上を言い聞かせる前に向こうから聞かれるんです。
大事なことなのでもう一度書いておきますね。
本当に魅力のある人は、自分語りをわざわざする以前に向こうから聞かれるんです。
「若見え」はイタいおばさんが意識することだから無視すべき概念
せっかく年齢が上がってきたわけなので、自分の加齢というか老いとも共存する意識をある程度有しておくのは大事なことです。
もう10年ぐらい前に、ちょいワルおやじって流行ったじゃないですか。
アレはあの当時既に中高年で若いころ程モテなくなっていたおっさんたちをある意味で調子に乗らせて、若い人をそこそこイライラさせたダメな流行でした。
年甲斐もないことをすると、他人からはやっぱり軽蔑されたり、嫌われるんですよね。
若見えにこだわる女性は結構いますし、気持ちもある程度分かるんだけど、それもアピールが過ぎるとイライラをあたえる原因。
どんなに自分が満足できる若見せが出来たとしても、結局自分より若い人間には勝てないし、あがいても年齢が逆にカウントされることは絶対ありません。
大人には大人の余裕があるべきなので、「子供おばさんじゃん(笑)」と陰で笑われるような、意味のない努力はすべきではないでしょう。
若い子が着るような服は、若い子に着といてもらおうということですね。
結局「わからない」をなくすために学びに前向きな姿勢が大事
人間、学ぶ姿勢がなくなったときがヤバいって言いますよね。
どうしても世間には、義務教育を終えて以降の勉学は無駄だと言い張る人もいるところですけど、そういう人って大人になってから、もう一切学ぶ姿勢を見せないってことでもあります。
仕事でキャリアアップを図るための勉強も、そういう人にしてみれば無駄な努力だということになるのでしょう。
しかし一方で、大人になっても自分の知識を増強するために、積極的に勉強をする人、学びをやめない人もいます。
そういう人たちは単純に知識の引き出しが多いため、会話のボリュームもバリエーションも豊富。
これが男性であれば友達を多く作れるでしょうし、女性であれば知識の伴う良い会話が出来るって時点で、大いに男性から尊敬され、モテる要因となります。
実際僕の周りにもそんな女性がいますが、しょっちゅう色んな男性からアプローチを受けているので、やっぱり学ぶ姿勢っていくつになってもあったほうが副産物は多いようです。
こういう姿勢も大人の魅力の一環と言えますね。
おわりに
やっぱり子供おばさんになりたくてなっちゃう女性ってほとんどいないと思うんですよね。
だけど、自分にとっては当たり前だし、間違っていないと思っている言動が周りから反感をおぼえられたり、軽くバカにされてそういうカテゴリーに入れられる人は実際います。
意識していないとなかなか周囲の人々の本音って気づけないものでしょう。
もしも「あれ? もしかして私やばいのでは?」と思ったら、とりあえず自分の普段の言動や考え方を書き出して冷静に判定してみてください。
その上で「ちょっと子供おばさん化してたわ」って場合は。今回挙げたポイントをなぞってみるのがいいかもしれませんね。
まあでも、子供おばさんって自省なんかしないから誕生するわけなので、自分で気付くってそうとう難しいかも……。
(松本ミゾレ/ライター)
photo by Jurica Koletić
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