世の中には、いろんな「モテテク」がはびこっていますよね。髪型を変えよう、服装を変えよう、相手の話をウンウンと聞こう、ボディタッチを多めにしよう…などなど
それらもモテテクには間違いなく、一定の効果は確かにあります。しかし所詮は小手先のテクニックにすぎません。
大した人間的な魅力のない人が、どれだけ小手先のテクニックを磨いたところでたかがしれています。
「何をやってもモテないんだ!」と嘆いている人、「モテテクがありすぎて手をつけられない!」という人、本当にモテたかったら、一例として、僕の「ホームレス体験」の話を参考にしてみてください。
ホームレス体験をしてみて思ったこと
僕が20代前半で起業して間もない頃、経営者の先輩に「ホームレス体験をしてみろ」と言われて、実際に2泊3日で新宿中央公園に寝泊まりしたことがあります。(本当は一週間やれと言われたけど)
ボロボロの服で行って、「家出してきた若者のテイ」ホームレスの人たちとで仲良くなり、行動を一緒にさせてもらいました。
そこには大金持ちから転落した人、リストラで家族に離婚された人など、いろんな人生背景の人がいて、人生の残酷さを感じた体験でした。
それと同時に、「ホームレスになっても死にはしない」ということも痛感しました。
コンビニの廃棄弁当を食べたり、炊き出しが定期的にあったり、ブルーシートのテントにダンボールで作った寝床まであります。
日本のホームレスは世界のスラム街とは違い「寝食に困らない」のです。
この時に僕は、何と無くではありますが、「最悪どんなに失敗しても死にはしない」ということがわかりました。
失敗を恐れないマインドがモテを作る
モテる人に共通しているのは「余裕」です。
経済的な余裕ももちろん魅力の一つですが、一番大事なのは「何があっても大丈夫」だと思っているメンタルは「余裕」という魅力を生み出します。
「失敗することを恐れていない」メンタリティを持っていると、ガンガンいろんな人にアプローチをしますし、嫌われても気にしないので相手の本音にズカズカと足を踏み入れることができます。
そんなことができる人はごく稀なので、否が応でも目立ちますし、その「余裕」が欲しくてたまらない人は世の中にゴマンといるので、それができるだけでモテてしまうんですね。
臨死体験をするとモテる
僕の知り合いに、めちゃくちゃ色気のある人と、めちゃくちゃダンディな人がいるのですが、二人とも「海外で臨死体験をしている」という共通点があります。
どちらもバックパッカーで、紛争地域に間違って足を踏み入れてしまった結果、銃弾が流れとぶ戦場を駆け抜けた経験があるのです。
そのせいか二人とも本当に肝が座っていて、文字通り「死ぬこと以外かすり傷」だと思って生きているのです。
もちろんそこまでリスクを取れとは言いませんが、例えばインドや中国などのスラム街にいって、世界の「闇」に触れるだけでもだいぶ違うはずなのです。
日本という国に生まれている、ということがどれだけ人生をイージーモードにしているのか?よくわかるはずです。
そうなれば毎日屋根のある家に眠れること、300円でうまい牛丼が食べられることに心から感謝できるようになります。
そうなったら、モテない、ということはほぼ間違いなくなくなります。心の「余裕」が違いますからね。
モテたいなら仕事にコミットしろ
とまぁ、本当に斜め上のアドバイスをしてしまいましたが、再現性はほぼありませんので、モテるマインドの参考程度にしてください。
この記事を見て「よし、ヨルダンにでも行くか」と思い立てる人は皆無でしょう。
そこでオススメなのが、仕事にコミットすること。
リスクをとって責任の大きい仕事を任されにいってください。そして稼ぐことの大変さ、人をマネジメントすることの難しさを痛感してください。
そうすれば、人の気持ちが理解できるようになります。そうなればモテるのはそんなに難しいことではありません。
仕事にすら真剣になれない人が、恋愛には真剣になれません。それだけは忘れないでくださいね。
(川口美樹 /ライター)
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