大好きな彼氏との関係が悪化しているかどうかがわかるサインは、日常のあらゆるところに潜んでいます。
そのサインに気づければ、長続きする関係を築けるようになるでしょう。
そこで今回は、対人関係を研究しているカリフォルニア州立大学のKelly Campbell教授が、カップルの関係が悪化しているときに出る「3つのサイン」を報告していたのでまとめました。
彼との関係が悪化しているサイン 個人の自由がない
「もし、あなたのパートナーが、あなたの使うお金、誰と出かけるのか、ファッションなどをコントロールしようとすると、あなたは激しい怒りを覚えるだろう」
パートナーの束縛が厳しかったり、言動が支配的だったりすると、疲れてしまいますよね。
もし、彼氏が
「誰と出かけたの?」「その服あんまり好きじゃないな」
と頻繁に言ってくるのであれば、近いうちに関係の悪化が表面化するかもしれません。
「もう少し自由が欲しいな……」
と思うことがあるなら、関係を見直す必要がありそうです。
ちなみに、Campbell氏はパートナーを支配しすぎてしまう人の心理をこう紹介しています。
「支配しすぎる人は、自分の力なしでパートナーの人生が、うまくいってしまうことをおそれているため、自由を与えたくない」
支配欲が強い人は、パートナーの成功を“自分のおかげ”にしないと気が済まないのでしょう。
自分の監視下を離れたところで活躍されると、気分が悪くなるため、必要以上に支配してしまうのです。
彼との関係が悪化しているサイン ポジティブとネガティブの割合が8:2じゃない
「カップル研究家として有名なJohnGottmanによれば、カップルは最低でも80%はポジティブな意思疎通を行わなくてはいけない。残り20%はけっして解決しないものだ」
彼氏とコミュニケーションをする際、8割くらい楽しい気持ちでいられていますか?
もし、
「ちょくちょくイライラすることあるから、半々くらいかな」
と思うのであれば、彼氏との関係は黄色信号が灯っているかもしれません。
20%くらい、相手に対して思うところがあっても、80%以上笑顔で過ごせていれば、ずっと長続きするのだそう。
なんとなく心に留めておきましょう。
彼との関係が悪化しているサイン 家で一人っきりでいたいと願っている
「頻繁に“パートナーが近くにいなければいいのに”と願っているなら、悪い関係にある」
いくら寂しがり屋さんでも、孤独になれる時間がないと気が滅入ってしまいますよね。
しかし、孤独になる時間は大切なことだと分かっていても
「一人になりたいなんて言ったら嫌われちゃうかも……」
と考え、なかなか言い出せない人も多いでしょう。
そんな人たちのためにCampbell氏はこのように述べています。
「関係を悪化させる勇気をもとう。そのことが、あなた自身を驚くほど幸せに、そして強くしてくれる」
長続きするためには、あえて悪いと思われる選択をすることも必要なのかもしれませんね。
まとめ
今回ご紹介した3つを意識して、これまでの彼氏との関係性を見直してみましょう。
見直すことがきちんとできる人は、それだけで長続きする関係を築く素質があると言えます。
あなたが今の彼と、すてきな関係を築くことができるように願っています。
(高萩陽平/ライター)
公開日:2018年3月11日
更新日:2019年1月15日
参考文献
https://www.psychologytoday.com/blog/more-chemistry/201710/3-signs-you-re-stuck-in-bad-relationship
■アメリカの大学教授が教える!長続きする関係を築くための3つの方法
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