付き合いたてのカップルも付き合いが長い人たちも、ささいなことでケンカしてしまうことがあるでしょう。
「ケンカするほど仲が良い」とは言いますが、必ずしもそうとは限りません。“ケンカ”と一口に言っても“良いケンカ”と別れに繋がってしまうような“悪いケンカ”があるのです。
そこで今回は、良いケンカと悪いケンカの違いについてご紹介していきます。
良いケンカとはどんなもの?
良いケンカの特徴は、お互いの意見を言い合い、相手の話をちゃんと聞くこと。感情的にならず、暴言など吐かない。冷静に本心を伝えることができる――そういったものです。
そもそもケンカというのは自分の思い通りにならないことや、相手に不満があるから起こるもの。
意地を張ったり、ムキになったりせず、自分が何に不満を持っているのかをはっきりと相手に伝え、相手の気持ちもちゃんと聞く、という姿勢が必要です。
そうして相手のことを尊重しながら話をすると、これまで以上に仲良くなり、恋人と過ごす時間も充実したものになるでしょう。
これが良いケンカの一例です。
悪いケンカは破局の原因になることも!
では、一歩間違えたら別れ話に繋がってしまうようなケンカとはなんでしょうか?
相手の人格を否定するようなことを言う。過去のイヤな思い出を持ち出して話す。相手の言い分を聞かずに一方的に攻める。完全無視の状態を続ける……こうした悪いケンカはのちのちまで尾を引き、解決しないことが多いです。
これでは相手はうんざりしてしまい、別れを切り出されることもあるので、感情的にならないよう、要注意です。
また、ちゃんと話し合いをせず、無視したり、うやむやのまま放置したりしているうちに何となく日が経って、知らない間に仲直りしていたなんてパターンもよくありますが、これもあまり良くありません。
相手にはリアルタイムで不満や疑念を、その時にちゃんと伝えた方が良いですよ。時間が経ってから「あの時、〇〇だった!」と言われても、言われたほうは覚えていなくて「それ、いつの話?」となってしまいます。
イヤな思いをして腹が立つ気持ちも分かりますが、「私はこうだから、こう思う」と分かりやすく伝えることがポイントです。
決して感情的にならず、少し間をおいて落ち着いてから話すのがおすすめです。
ダラダラ話が長くなるだけで、結局なぜ怒っているのか分からないというような怒り方もNG。
要点をまとめて相手に分かりやすく伝えてくださいね。
具体的な実例として、以下のようなものがあります。
・過去の話を持ち出してきて、しつこく責められて別れたくなった。(28歳、会社員)
・すぐ泣く。悲劇のヒロインごっこには正直うんざり!(26歳、不動産)
・LINEで猛攻撃された。平気で暴言を吐く子。自分だけ言いたい放題……彼女とはもう無理だと思った(33歳、販売員)
こんなケンカは致命傷になることもあるので、気をつけてくださいね。
まとめ
良いケンカと悪いケンカの違いは理解していただけたでしょうか。
これからも仲良くラブラブのカップルでいるために、ケンカのポイントを押さえておき、上手に話し合って解決してくださいね。
そしてケンカをしたら早めに仲直りをすることが大事です!
できてしまった“溝”を早めに修復して、相手のことを傷つけないようにしながら、大好きな人と一緒に過ごす時間を大切にしてくださいね。
(ライター/すずか)
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