A型の皆さん。巷にあふれる血液型の性格診断を目にすると、ちょっとウンザリすることはありませんか?
「A型は几帳面、真面目、優柔不断――」そんな謂れに対して、なかには「そんなことないけどな……」と、思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、よく言われるA型あるあるに対する物申しについてまとめてみました。
世の中の「A型イメージ」にとらわれず、新たなA型のイメージをここから見つけてみませんか?
A型は我慢強いわけじゃない
日本人の多くはA型で、よく「真面目で優しい人が多い」と言われます。
実際にA型は情と調和を大事にし、周囲のためや人のためなら自分を我慢して、自己犠牲を払う人が多いです。
そのため、A型は人に尽くす仕事に適性があります。看護師や教師、保育士といったお世話をする仕事です。
だからといって、必ずしも「世話好きか?」「我慢強いタイプか?」といえば、決してそうではありません。
世話好き、我慢強い傾向にあるだけであって、必ずしも世話好き、我慢強いわけではないのです。
A型は周りの空気を読むあまり、自分の本音を言うことが苦手な人が多い傾向にあります。
そのため、A型自身がそのことを自覚し、自分を労わり、癒してあげる必要があるでしょう。
周囲もA型が優しいからといって、甘え過ぎないことです。
人に一生懸命に尽くすA型だからこそ、時には自分自身に優しくしてあげてくださいね。
A型は受け身で消極的なわけじゃない
A型と聞くと、受け身かつ慎重で、危ない橋は渡らない――。
そんな印象を持つ人も多いでしょう。A型は常識人で消極的で、優柔不断な人が多いといわれます。
しかし、そういわれるのは、A型が経験則で物事を考える傾向にあるからです。
世の中にもまれた大人と、成長段階の子どもでは、経験則が違うように、同じことがA型にも当てはまります。
A型の受け身かつ慎重さは、経験則から来ていることが多いです。
恋愛でも仕事でも、危ない橋を渡らないのは、自身のなかで経験(≒記憶)がないからです。
逆に過去にいい記憶や、長年の経験で考えられることがあれば、大胆の行動が取れるでしょう。
前向きかつアクティブな一面も見られ、世の中のA型のイメージとはむしろ真逆の印象を持つのではないでしょうか。
おわりに
真面目で、常識人――。そんな印象が強いA型ですが、あくまでも我慢強いだけであって、ときに開き直って、思わぬ行動を取ることもあります。
我慢が積もりに積もったとき、仕事なら突然退職願を出したり、長年連れ添った恋人と別れたりするA型もいるでしょう。
覚悟が決まったA型ほど、大胆かつ敵なしな状態はありません。
そんな怖いもの知らずの一面は、世の中に知れ渡っていない“A型イメージ”ではないでしょうか。
新たなA型イメージを見つける参考にしてみてくださいね。
(柚木深つばさ/ライター)
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【参考文献】
『気になることが全部わかる!怖いくらい当たる「血液型」の本』長田時彦(三笠書房)
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