3月18日(金)はおとめ座満月です。
これまでの自分を振り返るターニングポイントになるでしょう。
春から恋や仕事をのびのび楽しむためにも、立ち止まって見直す必要がありそうです。
第1ハウスで起こる満月
3月18日の満月は第1ハウスのおとめ座で起こります。
第1ハウスは「自分」、おとめ座は「聡明さ・真面目・繊細」を表すので、自分自身を現実的に振り返るタイミングになるでしょう。
自分にあえて厳しい目を向け、正すところはキチンと正しつつ、要らなくなったものはドンドン手放す。そんな意識を心がけると気持ちも身の周りもスッキリしそうです。
イメチェンに興味があれば積極的に外見を変えるといいですし、情報の取り込み先や人とのつながり方を見直すのもいいかもしれません。
髪形やファッションを変えたくなっている人は、いつの間にか自分の好みが変わっている可能性があります。
また、現状に満足できていない人や閉塞感を覚えている人は、ネットニュースではなくSNSを見る習慣をつけたり、リアルな人間関係のほかに趣味のオンラインサロンで独自の人脈を作ったりするといいでしょう。
現状維持には疑いの目を向けて、自分にとっての当たり前はもう当たり前ではないと思うことが大事です。
「変わらなきゃ」と少しでも思うなら、思い切って大胆に変えてみましょう。
3月21日「春分」を前に
2022年は1月1日から始まっていますが、星の世界では3月21日の春分が新しい一年のスタートになります。
12星座で一番目の星座・おひつじ座に太陽が入る春分は、そこから一年を象徴する運気を描きます。
おとめ座満月は春分の3日前にあたるため、たとえるなら「大みそか差し迫る年末」というムードが漂うのです。
年末には大掃除をしますが、おとめ座満月も同じで、新しい年をスッキリ迎えるために自分を整理することになるでしょう。
特に、新年度から異動・転職するとか、引っ越しの予定があるなど新しい環境に身を置く人はそうせざるを得ない状態になるかもしれません。
しっかりと区切りをつけて心機一転すると良さそうです。
冥王星が自分を変えるきっかけに
今回の満月に対して、「破壊と再生・ゼロからのやり直し」をあらわす冥王星が調停の角度を取ります。
冥王星は「恋愛・楽しいこと・趣味」をあらわす第5ハウスに滞在するので、好みの変化には敏感になりつつ、あまり関心がなかった方面には気軽に目を向けるといいでしょう。
場合によっては、恋愛が自分を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
満月は月と太陽が真正面から向き合う状態で、おとめ座満月はうお座の太陽と見つめ合います。
うお座には太陽のほかに守護星の海王星・ラッキースター木星・おとめ座の守護星である水星がみっしりと大集合。
「新しい自分を見つけたいけれど、どうなるのがベストなのかわからない」という人は、自分とは違うタイプに注目するといいでしょう。
あるいは、寛容で小さなことにこだわらないタイプやクリエイティブな感性に優れた人から気づきを得る可能性もあります。
晴れやかに春を迎えるために
世の中はまだ落ち着かないところがありますが、世界がどうなろうともあなたの時間は確実に進んでいます。
恋愛も仕事もつねに変化していて、「これからどうする?」という問いかけを投げかけながら決断を迫ってくるでしょう。
迷いなく前に進めるように、おとめ座満月では冷静に自分を見つめ直すことが大切です。
今年の春こそは晴れやかにスッキリと……そんな願いを叶えるうえで重要な足がかりになるはずです。
(沙木貴咲/ライター)
■【星読みコラム】2022年3月の星たちが教えてくれること
■12星座別|2022年3月のタロットからの魔法のメッセージ
■3月3日の魚座新月が導く「お金の道」