あなたは外交的な性格の方が、生きていくうえで得だと思いますか?
例えば、戦国時代の武将、豊臣秀吉は「ひとたらし」と呼ばれていました。
気さくで外交的な性格、人の心を掴むのが上手く、農民の地位から天下一の将軍まで上り詰めた武将です。
現代版、成り上がり人生。
ビジネスシーンでも、秀吉のコミュニケーションスキルは参考にされているほどです。
今、内向的だと自覚していて、人生を変えたいと思っているのなら、外交的な性格になってみるのもいいかもしれませんよ? 今回は、外交的になれる性格の変え方をお伝えしていきます。
コミュニケーションの基本は挨拶
人と話すのが苦手、大人数が苦手な人は、挨拶をするとこから始めましょう。ポイントはきちんと相手の目を見て挨拶をすることです。
内向的な人にとってはかなりハードルが高いかもしれませんが、意識的に相手の顔を見るところから始めると良いでしょう。
このような初歩的なコミュニケーションから、丁寧に練習してゆくことで人に慣れていきましょう。
まずは一対一から
1人で過ごすのが好きな内向的な人は、大人数の集まりやパーティーが苦手です。
話を振られるまで会話に参加出来なかったり、大人数のノリについていけなかったりします。なので、まずは一対一のコミュニケーションから。
昔仲良かった友達や、親しい人と2人きりでお茶をしたり、どこかへ出掛けて会話を楽しみましょう。または、喋り上手な人との会話もオススメ。人間は一緒に過ごした人の影響を、受けやすいのです。
外交的になりたいという意気込み
生まれ持った性格は変わらないとも言いますが、最近の研究では、3ヶ月で性格は変えられるとの結果もあります。
まずはどんな自分になりたいかイメージします。
タレントさんなどでも良いですが、実際に身近な人でローモデルなどがいるとイメージしやすいでしょう。人は、何でも物真似から学びます。
寝る前にセルフイメージを高める
寝る前に、その日1日の自分の行動を振り返ってみましょう。
その中でも、特に外交的に振る舞えたと思う自分の行動を思い出して下さい。
例えば、宅急便の配達員さんにひと言「ご苦労様です。」と言えた。電車で席を譲れた。知らない人に道を尋ねられた。
など、些細なことでもいいので、自分は今日、外交的になれたと肯定するようにしましょう。
外交的になる練習
現代社会ではスマートフォンの普及のおかげで、知らない場所でもスマホの地図を見て迷うこともありません。
その為に、見知らぬ人に声を掛けて道を聞いたり、交番で道を聞くことも少なくなりました。
生活全般的に人とのリアルなコミュニケーションが減っているのです。外交的な性格になりたい人は、あえて自分にミッションを課して外交的になる練習をしてみるのも、ひとつの案です。
例えば、知っている場所であっても敢えて知らない人に道を聞いてみる。という訓練も効果的です。ただし、同じ場所で練習しすぎると怪しまれますので注意して下さい。
少人数グループ
人と話すことに慣れてきたら、少人数のグループ会話にもチャレンジしてみましょう。
その時に、信頼出来てよく話せる人を交えた少人数グループですと、会話がしやすいでしょう。
また、気の利く親しい人でしたら、状況をみて、上手に話を振ってくれたりします。
スポーツをしてみる
スポーツをしている人が外交的とは限りませんが、スポーツを通して心がオープンになることはあります。
チーム競技であれば、同じ目的のあるチームの仲間と仲良くなりやすいでしょう。
また、内向的な人にとっては、いきなり大人数のスポーツサークルなどに参加するのは抵抗があるかもしれません。
その場合は、マラソンや登山などがベストです。基本的に1人で出来るスポーツであっても、心はオープンになります。とくに登山でしたら、道で通りすがった時に知らない人でも挨拶をするのが基本です。
大自然のマイナスイオンで癒やされ、登山でアドレナリンが活発になるで、心がオープンになり、積極的にもなれますよ。
さいごに
内向的な性格の人がかならずしも人生で損をするわけではありません。とはいえ、内向的な人は、アーティスト気質であったり、1人で内にこもるタイプが多いでしょう。
コミュニケーション能力が必要になるようなビジネスシーンや、個人開業などをする場合は、外交的能力も必須となってきます。
そんな時は、内向的な人も訓練により外交的能力を身につけて世渡り上手になると、うまくいくでしょう。
(キタミカ/ライター)
参考サイト:ムリヤリ社交的になると、幸せになれる。【研究報告】/旅レンズ
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