“短気は損気”という言葉が存在するように、
「電車内ではリュックを前に背負って!」
「店員にタメ口使うなんて、みっともない人!」
などと、すぐにイライラするのはあまりよくありません。
イライラ体質だと、恋愛も仕事もチャンスをつかみにくいのです。
そこで今回は、すぐイライラしない性格になるためのコツを、心理カウンセラーの資格をもつ筆者がご紹介したいと思います。
脱イライラ体質! 被害者意識を捨てる
「なんで私ばっかり苦労しなきゃいけないの!?」
「貧乏くじを引かされるのはいつも私……」
という具合に、面倒ごとに直面するとこんな考えが思い浮かんできませんか?
「私ばっかり……」
という被害者意識が強いと、イライラとしやすくなってしまいます。
冷静に世の中を俯瞰して考えると、本当に楽をしている人なんてごくわずか。みんな平等に、面倒ごとに直面しています。
ただ、その姿がイメージできていないため、自分ばかりが苦労していると錯覚してしまうのです。
そのため、
「私も大変だけど、みんなも大変なんだ」
「もしかしたら、私の苦労は他の人と比べてラクなのかもしれない」
と、周りの事情を配慮する意識をもてば、イライラしにくくなりますよ。
脱イライラ体質! どういうときにイライラするのか把握しておく
「なにに?」
「どういうときに?」
「なぜ?」
という、イライラする条件(きっかけ)を知っておくと、イライラを回避しやすくなります。
もし、
「電車内で通話している人を見ると無性にイライラする」
と思うなら、そういう人を見かけた際は、すぐに車両を変えるとよいでしょう。
「なんで私がそんなことしなきゃいけないの?」
「悪いのはマナーを守らない人でしょ?」
と思うかもしれませんし、その意見は正しいです。
しかし、世の中にはイライラさせられるシチュエーションが無数に存在し、すべてなくなることはありえません。
ですので、イライラしないためには、こちらが動いてイライラを避けるのが賢明なのです。
脱イライラ体質! 相手のいいところに目を向ける
イライラさせられることの多くは、対人関係の中にひそんでいます。
ですので、対人関係を落ち着いた気持ちでやり過ごせたら、イライラをかなりおさえられるはず。
そこで、オススメなのが「他人のいいところに目を向ける作戦」です。
文字通り、コミュニケーションするときに相手のいいところを探しながら接します。
ただ、それだけ。
粗探しをしてもイライラするだけで、いいことはありません。
しかし、積極的に相手のいいところに目を向けると、ポジティブなスタンスで向き合えます。
たとえ相手が失礼なことを言っても、あまりイライラしなくて済むでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介した3つのポイントをマスターすれば、イライラからは逃れられますが……正直なところ、癖づけるのは難しいです。
とはいえ、「難しいのか。じゃあやめた」と最初から諦めては、イライラからは永遠に逃れられません。
多少時間がかかっても、ぜひ辛抱強く続けてみてください。
つねに心がけるだけでいいので、継続することが大切。
気づいたころには、イライラしにくい柔軟な心が手に入っていますよ。
(高萩陽平/ライター)
公開日:2018年1月3日
更新日:2018年12月28日
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