オネエ系のタレントさんの辛口コメントは、聞いていて気持ちがいいですよね。
個性的に芸能活動をしているその前向きさ、うらやましい!
私たちもそのポジティブ思考を学んでみたいものです。
そこで、オネエたちの発言や著書から、選りすぐりの言葉を選んでみました。
ポジティブシンキングのコツ
相談したいオネエといえば……
オネエ系の中でも不動の人気を誇るマツコ・デラックスさん。
『あまから人生相談』(ぶんか社/2011)では、マツコさんが読者からの悩みに、愛をもってズバズバ答えているので、一部抜粋してみました。
自営業で働く女性の
「あわよくば……と誘ってくる、セクハラオヤジを退散させたい!」
という相談。
それに対してマツコさんは、こう答えます。
「男に声をかけられたということは、女の武器を手に入れたということよ!」
相手が一線を越えてきたのなら、き然とした態度が必要とはいえ、女の武器を使わないともったいないと諭します。
セクハラなんてなんのその。
女性として自信と自立心がつきそうな一言です。
もう一つ、こちらは会社員の女性からの
「彼氏がいることを話したばかりに、先輩から嫌がらせをされる毎日です」
という相談。
このお悩みをマツコさんは一刀両断!
「先輩が怒るのも当然よ! アナタ、全然わかっていない!」
男性との縁が遠ざかった先輩を負け組と思う相談者の悪意を、マツコさんは一瞬で見破ってしまいます。
そして、仕事のたいへんさと相手を尊重する大切さを説いてくれます。
現実に立ち向かう勇気と知恵が身につくような言葉ではないでしょうか。
ポジティブシンキングのコツ
「メイクできれいの連鎖を」
「おぐねー」の愛称で知られる、メイクアップアーティストの小倉ケンイチさん。
きっぱりした物言いと親身なメイク術で、女性からの信頼を得ています。
おぐねーのよく使う言葉が「きれいの連鎖」。
メイクできれいになると気持ちが明るくなり、前向きになって連鎖的にいいことが起こるのだそう。
朝のメイクを手抜きせずに頑張りたくなる、おぐねー流ポジティブシンキングです。
ポジティブシンキングのコツ
「オネエ言葉のおかげよ」
尾木ママこと、教育評論家の尾木直樹さん。
そもそも尾木ママがバラエティ番組に出るようになったのは、オネエキャラを見出だした明石家さんまさんのおかげなのだとか。
「ずっと歯がゆく思ってきた僕の目の前に、バラエティ番組がパッとその道を開いてくれたんです」(『尾木ママの黙っていられない!』KKベストセラーズ/2011)
オネエキャラとしてバラエティ番組に出たことで、教育評論家の言葉が本当に必要な、若いママたちに知られるようになったのだそう。
一見隠したい一面を前に出すことで目的を達成した尾木ママこそ、ポジティブ思考の固まりかも?
まとめ
裏表のないオネエたちの言葉を聞いていて、心地よさを感じる人も多いはず。
真実味がありますよね。
波乱万丈の人生を歩んできた彼女たちのポジティブ思考を、見習ってみませんか?
(カナウ編集部)
公開日:2017年7月12日
更新日:2018年11月14日
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