汗かき、汗染み、汗の臭い。
夏になると気になる女性の汗問題。
よく挙げられるのが、脇汗、脇の臭い、脇の汗染み黄ばみ、ですが実は目立ちにくい、お尻や足の汗に悩まされている女性も多いんです。
そして、暑い夏だけでなく、それは暖房などの温度差、ブーツの常用がある冬にだって、密かに「汗」で悩んでいる女性はいます。
汗の原因
太っているから汗をかきやす訳ではありません。
痩せていても代謝の良い人であれば、よく汗をかきます。
また、汗の臭いの原因は、蒸れによる菌の増殖だけではなく様々です。
食生活によるもの、疲労やストレス、緊張による悪臭もあります。
お漏らしと間違われたくない! お尻の汗
お尻の汗は、長時間、同じ椅子に座り続けた時、ボトムスの蒸れなどから起こります。
お尻の汗染みが怖くて椅子から立ち上がれなかったり、股周辺からの臭いが気になるという悩みを抱えている人もいます。
お尻の汗対策
吸収速乾性のある蒸れないアンダーウェアーや、お尻の汗対策専用の、防臭防菌アンダーウェアーなどもあるので、それらを着用。
パイプ椅子や自転車など、通気性の悪いビニール製の椅子に座る時は、適度に立ち上がり蒸れないように注意する。
パンツではなくスカートを履くようにする。
見えにくいけど臭ってしまう足汗
女性の足汗、足汗による臭いの悩みといえば、冬場のブーツが定番ですが、夏場も要注意です。
スニーカーやパンプスを長時間履いていれば、汗もかきますし蒸れて悪臭を放つこともあります。
また、足汗が酷過ぎて、滑ってサンダルが履けないという悩みがある人も。
足汗対策
足専用の制汗スプレーを使用。
毎日同じ靴を履かない。3足くらいをローテーションする。1日履き終わった靴は太陽の下で干す。
裏ワザで有名なのは、靴に防水スプレーで、靴に染み込む汗による悪臭を防ぐ。
汗で滑るサンダルには、サンダル専用の見えない靴下などもある。
万能ヨガで多汗対策
呼吸法で汗を抑えるという方法もあります。
交感神経が活発になると発汗しやすくなります。
逆に副交感神経が優位になると、心身ともに落ち着いた状態なので汗はかきにくいのです。
呼吸を整えることで、暑くてかく汗以外の、緊張やストレスによる汗を抑えることができるでしょう。
ヨガの時に行う、ゆっくりと深い腹式呼吸が効果的。
忙しくてヨガをする時間がないという人でも、普段の呼吸を意識して腹式呼吸に変えるだけでも効果はあるでしょう。
朝シャワーで清潔を保つ
寝ている間も、かなりの汗をかいています。
夜にお風呂に入る習慣がある人は、軽く朝シャワーがオススメ。
就寝中にかいた汗を流し清潔にすることで、菌が増殖し臭いを放つをの防ぎましょう。
実は男性の多くが女性の汗フェチ⁉
汗をかかなければ、化粧崩れもありませんし、体臭や汗染みを気にすることもなく、清潔な美しさを保てます。
なので極力、面倒な汗をかきたくないのが女性の本音。
しかし、男性の中には女性の「汗フェチ」という人も意外と多いんですよ。
汗ばむ首筋をハンカチで押さえる姿。
スポーツなどで流す爽やかで健康的な汗。
そんな女性にドキっとするらしいです。
反対に「汗は誰の汗でも汚く感じる。」という意見もあります。
美しい汗と汚い汗の分かれ目は、やはり臭いや、見た目のイメージだと思います。
そして、全く汗をかかないのは不健康です。
汗を気にし過ぎてストレスになれば、そのストレスにより汗が臭うようになるという悪循環にも注意が必要です。
さいごに
暑い時にかく汗は、ある程度仕方ありません。
しかし、暑くない時に自分だけ、緊張やストレスでかいてしまう汗は、少し恥ずかしかったりもしますね。
気にすれば気にするほど汗が滝のように流れてくる。そんな時はやはり呼吸法が効果的です。
多汗過ぎて悩んでいる人は、専門の医療機関に頼るという手段もあります。
汗をかかないよにするのではなく、汗をかいても清潔さを保つ工夫をすることで、煩わしい夏の汗問題も、女性の魅力に変えることも出来るかもしれませんね。
(ライター/キタミカ)
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