「好き避け」って知っていますか?
好きだからこそ、相手を避けてしまうことを表す言葉ですが、小学生や中学生の頃は誰もがしていたと思います。
大人になれば、ある程度落ち着いてきて……まったくしなくなる人もいるかもしれませんが、片思い状態だと自分の気持ちを知られたくなくて、ついつい避けてしまう人もいるのでは?
でも、大人になってから「好き避け」をするのは、かなり危険なことなのです。
理由をじっくりお話していきますね。
「好き避け」は「あなた、嫌い」と言っているように見える
好き避けをする時の態度・行動を振り返ってみてください。
1.視界に彼の姿を認めた途端に逃げ出す(とにかく恥ずかしいから)
2.彼がそばにいると「話しかけないで」オーラを出してしまう(なにを話したらいいか、わからない)
3.おしゃべりしているのにニコリともしない(緊張して笑顔なんか出てこない)
これらを客観的に見ると、どれも「嫌い」という印象を相手に与えてしまう態度なんですね。
あなた自身は、好きだからこそ好き避けをするのだとしても、彼の目にはこう映ってしまうのです。
1.自分がいるとわかった途端に逃げる
⇒「そこまでしなくても……」
2.そばにいるのに、話しかけないでほしいという意志がひしひしと伝わってくる
⇒「とても気まずい。なにもしていないんだけど」
3.話していても笑わないし、つまらなそう
⇒「こんな顔されるくらいなら、早く話を終わらせて去りたい」
つまり、好き避けは態度で「あなた、嫌い」と言っているということ。
片思いを自分で終わらせるような行動・態度なんです!
男性は鈍感なもの
男性は、女性が思っている以上に鈍感です。
仕事では、取引先の気持ちを鋭く読むとか、同僚の言葉の裏を器用に察することができても、恋愛では「なんでそんなこともわからないの!」とじれったくなるくらい、鈍感です。
ですので、女性の好き避けを態度のままに受け取り、嫌われていると感じる男性が多いのです。
それはなぜか……?
男性にとって恋愛しやすい女性、理想的なタイプというのは、
「恥ずかしがりながらも話しかけてくれて、いつもニコニコしている女性」
だから。
女性としては、少女マンガ『君に届け』(集英社/椎名軽穂)を思い浮かべて、好き避けしても彼が気づいてくれる展開を妄想してしまいがちですが、
これは女性の憧れであり、リアルな男性はほとんど繊細な乙女心に気づきません。
もっと心を読んでよ! と突っ込みたくなるんですが、それがリアルな男というものなのです。
好きな人の前で緊張してしまう……どうすればいい?
好きな人の前では緊張しちゃう……でも、勘違いされたくない、恋愛に発展させたい!
そう思ったら、とりあえず好き避けをいっさいやめましょう。
恥ずかしいと思っても、「逃げちゃダメ」です。ひたすらこれです。
人を好きになるって恥ずかしいことで、それが当たり前なんです。
どんどん恥ずかしがっていいし、そんな自分を好きな人に見せることが、恋の進展につながると思ってください。
笑顔がぎこちなくても構いません。
口角を上げるだけでいいですから、笑ってみましょう!
大好きな彼がそばにいると、指や膝が震えてくるかもしれません。
それでもいいんです。
筆者も、20代の頃に経験があります。
膝がガクガク震えて、体中が揺れているんじゃないかと不安になるほど、ものすごく好きな人がいました。
緊張して彼の前に立っているときは、
「いてもたってもいられない。こんな姿を見られたくない」
と思うでしょうけど、好きな人を前にドキドキしている女性の目には、普段はない輝きがあります。
それが、恋する女性の一番の魅力です。
きっと、自分ではなかなか自覚できないかもしれませんが、ときめいている女性の顔って、とてもすてきですよ。
好きな人から逃げないで!
好き避けをしてしまう人は、自分にあまり自信がもてないタイプが多いように思います。
仕事や趣味では堂々としていても、こと恋愛になると委縮してしまう……ような。
でも、そういう癖は、自分で自分の殻を破っていかなければ直らないもの。
好き避けをしているうちは、誰を好きになっても恋愛成就への道は遠いでしょう。
恥をかくことは怖いかもしれません。
でも、あなたにとっては恥でも、相手の男性からすると「かわいいな」と思えるアピールになるかもしれないんですよ。
大丈夫です!
勇気を出して、大好きな彼と向き合ってみましょう。
話しかけて、ニコッと笑顔を見せてみましょう。
(沙木貴咲/ライター)
公開日:2017年12月30日
更新日:2019年2月14日
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