年が明けたと思ったらもうバレンタインですか。時が経つのは早いですね。
Perfumeの『チョコレイト・ディスコ』という曲に、「期待している女の子、気にしないふり男の子」という歌詞がありますが、バレンタインという日は男女ともにいろんな気持ちが錯綜するものですよね。
最近では「友チョコ」「セルフバレンタイン」なんて文化も出てきたりして、「本命の相手にチョコレートを渡して愛の告白を!」というイメージが薄れてきているせいか、せっかく勇気を振り絞ってチョコを渡しても「お、サンキュー」なんて流してしまう鈍感男子も増えてきているようです。
そこで、どんなに鈍感な男性でも「これは本命チョコ…だよな?」と気づく本命チョコの仕込み方をひっそりお伝えしておきます。
何事も準備8割、上手に仕込んで特大ホームランを狙いに行こうではありませんか。
手作りかどうかは関係ない
まず男性はそれが手作りで作られたものか、どこかで購入されたものか、にあまり興味がありません。
あなたの職場にも一人ぐらいいませんか?毎年手作りチョコを配っているもの好きさんが。
そんな人の影響もあり、男性の中は「女性は義理チョコでも手作りで作る」というイメージがあります。
男性が女性からの好意を受け取る際は、「チョコの質」ではなく「渡され方」でその気持ちを組もうとするのです。
大事なのは明確な「差別化」をすること
とはいえ、本命の相手「だけ」に手作りチョコを渡しているなら、それはまた別の話。
なぜなら「周囲の待遇と自分の待遇が明らかに違う」ことがわかるからです。
本命だとわからせるためには、この「明らかに違う感じ=差別化」をどれだけ演出できるかにかかっています。
他にも、包装にこだわる、人気のない場所で一対一で渡す、といったことなどのも明確な差別化に繋がります。
とはいえ、その「明らかに違う感じ」を出して周囲に好意がバレるのは嫌だ、噂されたら困ると思っている人もいるでしょう。
そんな時に有効なのが、ベタではありますがやはり「手紙」です。
手紙の破壊力を存分に使おう
「手紙かぁ〜!それだけは苦手なんだ!」と思った方も大丈夫。手紙を書くときのポイントをお伝えしておきます。
手紙を書くときのポイントは、二人の関係性によって「着地」をどこにするのかを決めることが大事です。
そこまで仲が良くない顔見知り程度の場合
まだ知り合って日の浅い、あるいは関係性が浅い人に、いきなり長文のラブレターを渡してもドン引きされておしまいです。
その場合は「好意を伝える」のはまだ早いので「デートすること」を着地にしましょう。
「〇〇さんときちんとお話ししたことなかったので、今度二人でご飯にでも行きませんか?」と少し軽めのテンションを意識して提案してみてください。
まずは「二人きりでどこかに行った」既成事実を作りましょう。
その提案が手紙でされていることで『そっちの意図でのお誘いってことでいいんだよね?』と向こうが勝手に意識してくれるはずです。
それなりに仲良くやれている場合
もし、お相手がサシ飲みもできるぐらいの関係性なら、「デート」を着地にするとそれまでの関係性とズレるので、「想いを伝えること」を着地にすべきです。
この時ボカさずに「恋人としてお付き合いしてほしい」と明言することが大事です。
鈍感男子だと、「好き」と書かれても『友達としてってことね!俺も好きだぜ!』みたいな反応になり兼ねません。
自分から想いを伝える勇気が出ない場合
『手紙で告白なんて…!無理…!』という人には、それぐらいのリスクを取らなければリターンはない、と言いたいところではありますが、どうしても男性から告白してほしいのであれば、可能な限りのお膳立てをする必要があります。
これは僕の知り合いが実際にやっていた手法なのですが、チョコの他に「デートスポットのチケット」も同封します。(その子はプラネタリウムでした。相手がロマンチストな男性だったため。)
つまり「告白しても良さそうなシチュエーションまで誘導した」わけです。
男性側からすれば、デートスポットのチケットが同封された手紙付きのチョコレートを渡された時点で、「そういうこと」だとはわかるはず。
あとはデートに応じればそのつもりがある、ということになる、というわけです。
最後は腹をくくれ
本命チョコを渡す不安はかなりのモノでしょう。
しかし、未来に対してできることは、準備と覚悟だけ。後悔のないようにやり切るしかありません。
大丈夫、自信を持って!あなたならできる!応援してます!
(川口美樹/ライター)
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