こんにちは。LOVEパートナーシップカウンセラーの富川めぐみです。
お客様からよく、
「気になる人を前にすると自分の意見が言えなくなってしまう」
という相談をいただきます。
好きな人が相手ならもちろんのこと、この人ちょっとすてきかもしれない……と思う、いわゆる気になる男性といざお話しする機会が訪れると、嫌われることをおそれて、自分らしく振る舞えなくなくなってしまう、というのです。
具体的には、好きな男性と二人で会話をしているときのこと。
内心では
「この話、あまり興味がないからつまらないな」
と思いながらも、
「すごいね!」
などと愛想よく振る舞い相手の男性をもちあげる。
相づちに必死で、気を遣いすぎて、好きなはずの男性との会話が終わる頃にはぐったりと疲れてしまう……そんな経験をしたことはありませんか?
その気持ち、私もとてもよくわかります。
なにせ私自身、これまで気になる男性を前にするとつい構えてしまい、自分の意見を言えないという経験をした張本人なのです。
そのせいか、好みのタイプの男性と結ばれることが、長い間かないませんでした。
しかしあるとき「好かれたいから自分の意見を言わない」ことのデメリットに、気づいたのです。
その他大勢と一緒になった瞬間に、恋愛対象から除外される
好きな男性の前で自分を出せないことが、恋愛をいかに妨害する行為なのかと気づいたのは、
「ただ話を聞くのなんて、誰でもできるじゃん!」
ということにふと気づいたときでした。
同意するなんて、誰にでもできる……ニコニコ話を聞くだけの女性になった瞬間に、自分は男性の目に「その他大勢の女性」と映ります。
つまり、男性の中で自分が“とくに個性がない人”にカテゴライズされて、恋愛対象から外れる確率が高くなるということ。
“私でなければいけない理由”を、好きな男性に見つけてもらえない状況を、みずから作ってしまっているのです。
ですから、以前の私になかなか彼氏ができなかったのは当然のことと言えるでしょう。
自分の意見を述べた分だけ、相手の印象に残る
ブルゾンちえみさんいわく、世界中にいる男性の数が「35億……」だとしたら、女性も、同じ数ほどこの世界にいるはずです。
好きな男性に、他のどの女性でもなく「“あなたと”付き合いたい」と感じさせるためにできることは、いかに自分らしさを伝えられるかにかかっています。
ですから、二人で会話をしているときに、相手の口から自分とは異なる意見が出たときや、不満に感じることがあったときこそ、自分らしさを伝える最大のチャンスです。
たとえば
「君って気が強そうだよね」
と男性から言われてカチンときたときには、
「そんなこと言うなんてひどい!」
と、不満を伝えていいのです。
興味のない趣味の話をされたなら
「私はどちらかというと、◯◯のほうが好きです」
と伝えてみてもいいでしょう。
すると男性の中に、この人はなにをどう感じてどんな反応を示すのか……というあなたの人物像が、サンプルとしてたまっていきます。
意見や本音を隠さず伝えるようにしていくほど、男性の中であなたへの理解が深まるでしょう。
「あなたは印象深い人だ」と、記憶に刻まれるのです。
そう、男性にとって、あなたはどこにでもいる女性ではない、唯一の女性になれるのです。
これが、恋愛においてはとても重要。
自分の意見を述べるようにして変わったこと
私は、この
「ニコニコ話を聞いているだけではその他大勢と一緒だ」
という事実に気づいてから、男性にはあえて反対意見を述べるようになりました。
ひどい! 悲しい! 嫌だ!
と、そのとき湧いてきた感情も素直に伝えるようにしたんです。
すると、想像に反して、男性から好意をもってもらえることが多くなりました。
反対の意見を言ったら、好きな男性から嫌われそうだと想像していたのですが、それはただの思い込みだったようです。
「反対の意見があるから面白い」とか「だからこそ、あなたがいい」と言ってくれる男性は、意外と多くいたのです。
さらに、メリットはそれだけではありませんでした。
好きな男性がありのままの私を受け入れてくれるので、変に格好つけて男性と対峙する必要がなくなったんです。
そのため、一緒にいて心地よい関係を築けるようにもなりました。
自分の思ったことを素直に伝えることは、ありのままの自分で愛されるパートナーシップを築くのに、必要な要素だったのです。
今日から、好きな男性に自分の意見を伝える練習を
もしも、これを読んでくださっているあなたにも、好きな人の前で遠慮してしまう節があるのなら、今日からぜひ、自分の意見を主張するようにしてみてください。
最初は勇気がいるかもしれませんが、親しい男友達を練習台にしてみるなど、できる範囲で少しずつやっていけば大丈夫。
そうやって、意識して繰り返しチャレンジしていけば、いつの間にか男性に対して自分の意見を言うことが当たり前になっていきます。
そして、そのクセがついてきた頃には、これまでの恋とは違った展開が待っているでしょう。
(富川めぐみ/ライター)
公開日:2017年7月19日
更新日:2019年3月14日
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