「自分にはどんな仕事が向いているんだろう……」そんな疑問を持ったことはあるでしょうか。仕事の内容によっては、向き不向きがあるといわれることもありますよね。
一生涯に続く仕事ですので、自分に合った適職に就くことは、誰しもが望むことです。
そこで今回は、自分に合った適職をご紹介します。
まずは副業から、新しい仕事を始めようと思っている方も。いまの仕事をこれからも続けていこうか、悩んでいる方も――。自分にあった適職とはなんなのか。考えるきっかけにしてみてください。
自分の興味関心の高い業界を考えてみる
適職を考えるにあたって、欠かせないのは自己分析だと思います。
まず、自分はどんな仕事に興味があって、どんな仕事をしたいと思っているのか。
その意欲は、そのまま仕事に対する情熱やモチベーションにつながるはずです。
たとえば車が好きな人なら、自動車整備士になるとか。車の販売職に就くとか。
美容が好きなら、エステティシャン、美容部員になるとか。
子どもが好きだから、保育士になるとか。人から良くしてくれた想いから、看護師になるとか――。
職種によっては競争率が激しく、なかなかすべて人が、自分の好きな仕事に就けるわけではありませんが――。
興味のある仕事に就けることは、仕事への意欲も高いことから、チャレンジ精神も大きくなるでしょう。希望や夢が強い分、挫折も強いかもしれませんが、そういった意味で適職と言えるのではないでしょうか。
自分の得意分野から考えてみる
冒頭で仕事の内容によっては、向き不向きがあると触れました。
というのも、人によって得意なものと不得意なものは、どうしてもあるものだと思います。
たとえば人と話すことがどうしても苦手な人によって、接客や販売といったサービス業はなかなか難しいでしょう。反対に人と話すことが苦でないのなら、そうした仕事は向いているのではないでしょうか。
仕事をするうえで、自分は何が得意か、何か不得意かを、冷静に分析することは大切です。
そのためにアルバイトをしてみたり、ボランティアをしてみたりと、少しでも興味を持ったら、実際にチャレンジしてみる姿勢は大切ですね。
体力や力仕事に自信があるのなら、肉体労働を中心に探してみるとか。
仕事は必ずしも、やりたいものに限らなくてもいいと思います。お金をもらうため、その仕事の責任を果たすために、自分がいかに苦ではなく、自然にできる仕事を探すか――。
そうした目線から、自分の適職というのも考えられるのではないでしょうか。
友達や知り合いに相談してみる
自分自身のことはなかなか自分ではわからないことも多いものです。
そのため、人に自分にはどんな仕事が合っているのか。相談し、聞いてみるのも手ですね。
それこそ仕事先の同僚や顧客から、「この仕事、向いている」「適性がある」と言われたなら、少なくとも向いていない可能性は低いのではないでしょうか。
また、楽しんで仕事をしているように見えるのなら、適性があると考えていいのでは。
どんな仕事もやってみるまで、事情はわからないものです。どんな仕事も大変な面はあります。慣れないうちは大変だと思いますが――。
仕事が何気なくできるようになったのなら、それは少なくとも適性があると踏んでいいと思います。
おわりに
いかがでしたか?
始めは適職でないと思っていても、仕事をしていくうちに、適職になる可能性もあります。
縁あって仕事をしているのなら、「辛いときももう少し頑張ってみよう」と考えることが、適職にするための大きなポイントになりそうです。
(柚木深つばさ/ライター)
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