恋愛対象外と思っていた男友達のことが段々と気になり、好きになってしまう……。けっこう、よくある話ではないでしょうか?
友達を好きになってしまったときに、どう対処するのがいいのか、悩むところだと思います。最悪の場合、友達の関係さえ失うかもしれないので、やっぱり怖いですよね。
距離が近いことはプラス!
仲のいい男友達を好きになった場合、どうアプローチするのが良いのでしょうか。距離が近いことを「本音が言えない」「恥ずかしい」と不利に捉える人もいるかもしれませんが、呼び出せば気軽に来てくれるとか、二人で呑みに行くことも難しくないなど、有利に働く点も多いのです。
人間はよく会う人に親近感を持つと言われており、心理学では「単純接触効果」と呼ばれています。そのため、会う回数を増やすほど男友達はあなたに対して心を許すでしょうし、その親しみが恋心に変わる可能性だって……ないわけではないのです。
ただ男性は、女性に対して抱いた「恋愛対象になる・ならない」という印象をなかなか崩しません。良い意味でかなりのショックがない限りは、友達としての仲を継続していこうとするはず。
あなたができる対処法はまず、好きな人と会う回数を増やすことです。繰り返し会うなかで、彼のなかの「女友達」という固定イメージが崩せるかもしれません。
相手はあなたをどう思っているのか?
友達を好きになったとき、相手は自分のことをどのように思っているのかが、一番気になるところ。しかし、直接にはっきりと「私のこと、どう思っているの?」なんて聞いても、相手は驚いてしまいます。また、告白同然のセリフは、言おうと思ってもなかなか言えないに違いありません。
できるならもっとスマートに、何気なく聞き出したいもの。「私になかなか彼氏ができないのは、どうしてかな?」「私の魅力って何だと思う?」などの質問をして、彼があなたをどう捉えているかを聞き出してみましょう。
これまでの関係がフランクであるほど、彼は茶化すような答えを返すかもしれませんが、そういう場合は「これでも真剣に悩んでいるんだよ」と、自分はふざけていないことをアピールしてみると良いですよ。
友達とはいえ、あなたを大切に思ってくれている男性なら、ちゃんと真面目に答えてくれるはずです。
二人で会う回数を増やす
最初に触れた「単純接触効果」を最大限に活用する対処法は、やはりたくさん会うことです。「友達を好きになってしまった」と言うと否定的なイメージになりますが、友達だからこそ進展が狙える部分も多いはず。たとえば、二人で遊びに誘っても、友達ですから不思議には思われないですよね。
いつもは他の友達も交えてグループで会っていたとしても、勇気を出して彼を誘ってみてください。「今日、仕事が終わってから飲みたいから、付き合ってくれる?」などの軽いお誘いなら、相手も気軽に来てくれるでしょう。
もし仮に断られても、「突然だったし、仕方がない」と切り替えるべき。別の用事がすでに入っていたかもしれませんし、体調が悪かったのかもしれません。
頃合いを見て、また誘えばいいだけの話です。
うまくいかなかった場合の結果も受け入れられるか考える
友達を好きになったときに怖いのが、それまでの関係が壊れてしまうかもしれないこと。自分がどんなに好きであっても、相手は友達としか見ていないことだってあるのです。相手の気持ちには納得しても、その後顔を合わせるのが気まずいと思う人も多いでしょう。
今までとても仲が良かったのに、気持ちを伝えてしまったことで交流がなくなるかもしれません。その覚悟をして関係の進展を望むか、それとも今までの関係をひたすら守り続けるのかは、自分でしっかりと考えて決めなくてはいけないのです。
自分の気持ちはもちろんですが、「好きと伝えること」だけに一生懸命になりすぎて、男友達がどう受け取るか、どう感じるかを無視しないようにしましょう。相手の気持ちに寄り添い、お互いがきまずくならない結末をめざすことが重要です。
(ニャック/ライター)
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