ダメ男を好きになってしまう4つの理由◆心理カウンセラーがズバリ！

「私って本当に男運ないな、いつも付き合う相手はダメ男ばっかり……」ダメ男に振り回されて、ついついこのような愚痴をもらしてしまう人は少なくないでしょう。

しかし、付き合う彼氏が毎回ダメ男という人は、実はダメ男を無意識的に選んでいるのかもしれません。そこで今回は、“ダメ男を好きになってしまう理由”を心理カウンセラーの資格をもつ筆者がご紹介します。

ダメ男にはまってしまう理由1　必要とされたい気持ちが強すぎる

ダメ男は、誰かが面倒を見てあげなければ生きていくのが難しい人たちです。
 
見方を変えて、ちょっと違う表現をするなら……ダメ男と一緒にいれば「自分は必要とされる存在なんだ」という気持ちを味わうことができます。
 
「人から必要とされたい！」という気持ちが強い女性は、自分が必要とされている実感を求めて男性を選ぶ傾向があります。
そのために精神的にも経済的にも自立した健全な男性より、自立していない男性……つまりダメ男に惹かれやすい、といえるのです。
 
このタイプの女性にとくに気をつけてほしいのが、この気持ちが強すぎると『共依存関係』に陥りやすく、自分自身の心をひどく傷つける結果になるおそれがあります。
 
※『共依存関係』とは、自分と相手がお互いの関係性に過剰に依存して、例えば必要とされたい女性とダメ男の場合、「彼の面倒を見なくちゃいけない」「彼女には自分だけを見てほしいし、いろいろとお世話してほしい」と、強くとらわれてしまうことを意味します。
 
“人から必要とされたい！”という気持ちが強く、これまでダメ男とのお付き合いを繰り返してきた女性は、男性との付き合い方を考え直したほうがいいでしょう。
 

ダメ男にはまってしまう理由2　振られるのが怖いから、あえて二番目になる

本命の彼女として愛されるより二番手三番手でいたほうが、振られたときに心の傷が浅くすむ……そんな思考がはたらいて、ダメ男と付き合おうとする女性も多いといえます。
これは、女癖が悪いダメ男に惹かれやすい女性によく見られるパターンです。
 
このタイプの女性は
「私なんてどうせ誰からも愛されない……だけど人の温もりを感じたい……」
という矛盾した心理を抱えていることが多いです。
 
愛されることを望んでいるのに、それを自ら否定する。でも誰かそばにいてほしい――そんな心理は、最終的に「一途じゃない男性のほうが好都合」という結論に達してしまいます。
そして、ダメ男を引き寄せるでしょう。
 
この心理を作り出しているのは、圧倒的な自己評価の低さです。そして、自己評価を高めるには成功体験を積み重ねるしかありません。
小さいことでも「自分はやればできるんだ」という思うことを意識しましょう。
 
そうすれば「私は愛されるに足る人間なんだ！」と自信をもって思える日が来るはずです。
 
まずは「朝起きたからえらい」レベルから自分をほめることを始めてみましょう。
 

ダメ男にハマってしまう理由3　自分が男性をダメにしている

ダメ男を好んで選ぶのではなく、健全な彼氏をダメ男にしてはいませんか？
 
これは最初にご紹介した“人から必要とされたい”という気持ちが強い女性と被る部分があります。
このタイプの女性が精神的にも経済的にも自立している彼氏と付き合っていると
「この人は私なしでも生きていけるかも……」
「この人の役に立って、必要とされてる実感がほしい！」
と考えてしまう傾向があります。
その結果、気づかぬうちに彼氏のやることになんでもダメ出しをし、一人では何もできないダメ男に育て上げてしまいます。
 
付き合い始めはしっかり者の彼氏でも、付き合いが長くなるにつれ、なにもしないダメ男に豹変（ひょうへん）したことはありませんか？
もし心当たりがあるなら、それは女性側に問題があったからかもしれません。
 

まとめ

“男運が悪い”という自覚がある女性は、今回ご紹介した3つの理由が、自分に当てはまるか見直してみてください。
そして、一度じっくりと“ダメ男性を引き寄せてしまう自分”と、ちゃんと向き合ってみましょう。
 
不幸せな恋愛をしてしまう女性は、直感ではなく、冷静に分析しながら恋をしたほうがいいかもしれません。
そうすれば、不幸せな恋を避けて、幸せな恋に続く道をちゃんと進んでいけるはずです。
 
(高萩陽平／ライター)
 
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