自分の弱みって、あまり人に見られたくはないものですよね。
しかし、場合によってはその弱みをあえて相手に晒すことで、自分がどれだけ相手を信頼しているかを理解してもらうことにも通じます。
また、相手側も「ああ、こんな弱みがあったのか。しかもそれを自分には隠さずに見せてくれるのか」と、特別な関係性を嬉しく思うものです。
男性は、特に自分より立場が上の人からの弱みを打ち明けられることを好みます。
上司が自分だけに相談をするとか、先輩がたっての頼みごとをしてくるとか。
そういうのって、いっぱしの男の甲斐性がなければ、誰も見せてこない側面ですからね。
同じく、年上の女性からも、弱みを露わにされると嬉しいもの。
嬉しいというか、「グッとくる」というべきかもしれませんね。
今回は、男性が年上の女性に白状されると嬉しくなってしまう“弱み”について、実例をいくつか挙げていきましょう。
仕事についての悩みを打ち明けられると、グッとくる!
男性は基本的に、女性には頼りにされたいもの。
年下の女性から頼りにされるという経験は、割と多いものですが、一方で年上の女性からそういう目で見られることは、あまり多くないところです。
なので、年上の女性から色んな相談をされると、それ自体が嬉しいんですよね。
「あ、頼られてる」と思うものなので。
たとえば仕事の相談ですが、これは実によくある事例で、やっぱり自分よりも先に社会人になった女性から仕事の悩みを打ち明けられると「こういう弱みを見せるんだなぁ」と思っちゃいます。
そして、そういう相談をされている自分が、なんか偉くなったように勘違いもするんですよね。
で、偉そうにアドバイスなんかしたりして。
実際に適したアドバイスができるかどうかは頭の作りによりけりですが、とかく仕事の相談をされるっていうのは、男性が嬉しいと感じる瞬間ですね。
人間関係についての相談をされると本当に嬉しい!
弱みを見せられることによって一番「おお!」となるのは、これは人間関係についての問題かもしれません。
そういうセンシティブな話を持ち掛ける=信頼されている、という何よりの証みたいなものですし。
あるいは恋愛相談なんて、余計にその“弱み”の傾向は高いですよね。
「ひょっとすると、『そんな男やめて、俺についてきてくださいよ』っていうタイミングかも?」みたく、男性は年上女性のこの手の相談に対して、無駄にドキドキします。
実際、その言葉を引き出すために、わざと弱みを見せている年上女性もいますよね。
お互いが打算でやりあう。
まさにこれもまた、形を変えた恋の駆け引きでしょう。
そういうやりとりは、男性は好きなんですよね、やっぱり。
僕個人の話になりますが、以前年上の女性から彼氏と夜をともにすることが少なくなっていると相談を受けました。
このときは色んな意味でテンションが上がりました。
相談するにしてはハレンチだし「そういうことかな?」と思って意を決してホテルに誘ったんです。“そういうこと”でした。
これも弱みを吐露するように見せかけた、相手からのたくみなアプローチだったのでしょうね。
おわりに
男性というのは自分より目上だったり、肩書きが上の人の見せる弱みに対して、内心ではテンションが上がる生き物です。
特に年上の女性からのそういった仕草、相談は「なんとかして俺も大人の男だと認識してもらおう」と躍起になる瞬間でもあるんですよね。
大人の返答をすることで「〇〇くんって、子どもっぽいと思っていたけど、意外と男らしいんだね」っていわれる可能性もあるわけで。
そしてそういうリアクションって、男性としてはやっぱり得意気になれるものなんです。
特にそれをいってくるのが憧れの女性だったりすると、これをきっかけに関係を縮めることもできるかも……と考えるもの。
野心のきっかけにもなるわけです。
だから、もしあなたが落としたい年下の男の子に遭遇した場合、わざと弱みを見せるのもいいテクニックになるのではないでしょうか。
これで相手を手中に収めることは、あんまり難しくないように思えてきます。
男の子は単純ですからね。
(松本ミゾレ/ライター)
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