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エビデンス、スキーム、アサイン、コストリダクション、エスカレーション、サマリーなどビジネス用語は世の中にあふれています。

 

「実は正確な意味は知らない」なんて人もいるはず。

 

そんなビジネス用語をやたらと多用する男性もいますよね。

 

彼らはなぜビジネス用語を使いたがるのでしょうか。

 

その心理に迫ってみたいと思います。

 

 


 

できる男ぶりたい

 

ドラマなどでビジネス用語を使いこなしてバリバリ仕事をこなす「できる男」が出てくるシーンがありますよね。
 
また職場の上司や先輩などにもビジネス用語を使いこなし、なおかつ仕事ができる人がいる場合もあるでしょう。
 
そのような「できる男」に対して憧れを持つ男性は多いもの。
 
「自分も彼らのように振る舞って、仕事ができる男に見られたい」
とできる人を見習ってビジネス用語を多用してしまうのです。
 
しかし、本当に仕事ができる人であれば必要なシーン以外ではビジネス用語は使用しません。
 
ただできる男に憧れて真似をしているだけの人はそのさじ加減が分からないもの。
 
ついつい不必要なシチュエーションでもビジネス用語を多用して、周囲から苦笑されてしまうのです。
 

モテ狙い

 

ビジネス用語を使いこなしてバリバリ仕事をこなす姿は「仕事ができる男」といった印象があり、カッコよく見えることがあります。
 
社会人になると「仕事ができること」はモテる条件としてかなり重要です。
 
周囲の女性にモテたいと考えている男性は仕事ができることをアピールするためにビジネス用語を多用してしまうケースもあります。
 
モテ狙いなので雑談をしているときなどにも、カッコつけてビジネス用語を使いまくるような姿を見せるのです。
 
本当に仕事ができる人はコミュニケーションを取る上で有効な状況でビジネス用語を使用しますが、必要のない状況やふさわしくない場面では使用しません。
 

マウント取りたい

 

人よりも優位な立場になりたい男性がビジネス用語を多用するシーンを見かけるケースもあります。
 
ビジネス用語について、詳しい知識がないことに引け目を感じている人も少なくありません。
 
そのような人に対してビジネス用語を次々と繰り出せば「ビジネス用語が分からない自分って情けないかも」と思わせることができます。
 
相手に劣等感のような気持ちを植え付けてマウントを取ろうとしているのです。
 

伝わりやすいと思っている

 

ビジネス用語を使いこなせる人のなかには「情報伝達をするのにいちばんスマート」と考える人もいます。
 
このような人はビジネス用語がいちばん分かりやすいだろうと思っているので、良かれと思って多用するもの。
 
しかし「アサインした」と横文字を使われるよりも「割り当てた」と言ってもらったほうが伝わりやすいと思っている人もいます。
 
必ずしもビジネス用語が伝わりやすいわけではないことに気づけていないのです。
 

まとめ

 

今回は不必要にビジネス用語を多用する男性の心理を紹介しました。
 
必要のないシチュエーションでもビジネス用語を使う人はそれが「スマート」だと思っている傾向があります。
 
多用すると逆に「伝わりにくい話をする人」と悪いイメージになることもあるでしょう。
 
ビジネス用語は時と場合を考えて使用する必要があります。
 
(大船くじら/ライター)
 
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