「いまの会社を辞めようかどうしようか」と、決めかねている人も多いのではないでしょうか。
辞めたい気持ちが生まれるのには、何かしらの理由があるのでしょう。
いざ辞めたい気持ちが固まったら、その理由を赤裸々に話せる人もいれば、表向きの理由はこういった理由だけど、本当の理由は……といった人もいるでしょう。
今回は、本当の退社理由エピソードを、いくつかピックアップしてみました。
ぜひ退社をする際や、会社を辞めるか悩んでいる人がいたら、考え方や方法の参考にしてみてはいかがでしょうか。
1.給与と労働条件が悪い
・「給与が低いのが不満だったので、もっといい条件の会社に行きたいと思った」(27歳女性/会社員)
・「朝早くから遅くまで働かなきゃいけない。労働条件が厳しいから」(28歳男性/会社員)
同じ仕事をするなら、給与が高くて休みが多くて……と、できるだけホワイトな会社で働きたいと思いますね。
しかし、待遇面での話は、なかなか大っぴらに言いづらい人も多いでしょう。
「もっとこういう仕事がしたくて……」「ほかのところも見てみたい」といった表向きの理由を掲げながらも、本当のところは……といった人が少なくないのかもしれません。
2.人間関係への不満
・「苦手な人がいて、これ以上同じ職場でやっていくのに限界を感じたから」(28歳男性/会社員)
・「合わない人がいたから。相談できる人がいなかったのも大きかった」(27歳女性/会社員)
勤め人だと、人間関係の問題は付き物です。合わない人は、職場に一人はいると言います。
しかし、業務上否応でも関わらなければいけなかったり、精神的に参ってしまったりする状態では、続けるもツライですよね……。
相談できる人や話せる人がいるようなら、恵まれていると思います。
上司にも話せており、理解を示してくれているのであれば、踏みとどまる気持ちが強くなるのではないでしょうか。
3.次の仕事が決まった
・「資格試験に合格したから。違う仕事がしたいと以前から思っていた」(30歳男性/会社員)
・「受けていた会社から内定をもらったので。次のステージに行きたいと思った」(29歳女性/会社員)
キャリアアップのために資格を受けていた。別業種への転職のために受けた資格試験に合格した。
受けたい会社から内定をもらったなど、退社を決めるきっかけがあると、意志は固まりやすいでしょう。
こうなってくると、どこまで赤裸々に話していいのか、悩んでしまう人は多そうです。
しかし、話せるのであれば、いまの会社内での異動や、昇進が叶う場合もあるでしょう。信頼できる人がいれば、ひと言言っておいてもいいのかもしれません。
おわりに
退社の理由はマイナスなものから、ポジティブなものまで人によって様々です。
とはいえ、できれば上司には、本当の退社理由を言えるのが一番ですよね。
自分がどうなっていきたいのか。その方向によって、退社の有無も変わってくるでしょう。
退社に悩んでいる人がいたら、ぜひ考え方の参考にしてみてくださいね。
(柚木深つばさ/ライター)
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