仕事でミスをすると、「またやってしまった」「どうせ私なんて」と自信を失いますよね。
ですが、失敗しない人なんておらず、そのミスがあって理解できることも多いはず。
間違えたときは、落ち込んだ後の行動が肝心。
失敗を次の成功につなげられるようなメンタルはどうやって作るのか、強化術についてご紹介します。
「謝罪」を忘れない姿勢が周囲の協力につながる
失敗すると恥ずかしいし、周りの目も気になるし、自分の評価が下がると思うと逃げ出したくなりますよね。
ですが、ミスはどんな人にでも起こりえます。
周りの人が見ているのは、失敗をきちんと受け止め次に活かそうとする姿勢です。
自分のミスなら、まず「申し訳ありません」と潔く謝罪する姿が信頼を失わないと思いましょう。
一番やってはいけないのは、黙ったままやり過ごそうとしたりほかの人のせいにしたり、無責任を感じさせること。
周囲が助けたいと思うのは、真摯に反省できる人です。
謝罪を忘れないことは、失敗をきちんと受け止める胆力がつくだけでなく、周囲の助けを得られることも、しっかり覚えておきたいですね。
失敗は「改善のチャンス」と思う
業務の処理を間違えた、ほかの人にかかってきた電話で伝言の内容が違っていた、どんなミスも必ず「次はやらない」という改善策を考えることが重要です。
処理の順番を改めて確認する、伝言をメモするときは復唱を忘れないなど、失敗を繰り返さずに済むやり方を意識すると、それが次のやる気へとつながります。
ミスをするとそれに触れたくなくなるし、なるべく避けて終わらせようとしたくなる気持ちもわかりますが、それでは成長がなく逃げグセがついてしまいます。
間違えたときは、それを改善するチャンス。
次の機会でスムーズにやれたとき、「やった!」と思うと自信になりますよね。
仕事で失敗してもめげないメンタルは、逃げないことで培われます。
改善策を実践する勇気を、忘れたくないですね。
同じミスを繰り返すときは「紙に書き出して貼る」のも手
たとえばパソコンの入力で同じところをいつも間違える、書類の処理で渡す先を毎回勘違いするなど、同じミスを繰り返す自分を見ると、焦りが募ります。
間違えたくないと思うほどに緊張して思考が止まるので、そんなときは「◯◯の次は□□に入力する」「◯◯の書類は□□に持っていく」など、紙に書き出してデスクに貼るのも一つの方法です。
小さな対策ですが、常に目に入れていればその情報が脳にインプットされるため、その仕事をするときにふと思い出すもの。
ミスは何よりも繰り返さないことが大切なので、「自分はこの作業が苦手なのだな」と自覚できるものほど、どんどん紙に流れを書き出すことで意識が集中します。
弱点を克服しようとする「工夫」が、失敗にへこたれないメンタルを作ると思いたいですね。
さいごに
新しい仕事を覚えるときなど、やる気があっても間違えることはあります。
落ち込む時間も無駄ではありませんが、顔を上げたときは「次はやらない」という意識を持つことが大事です。
ミスは自分の工夫次第で防げるものもあれば、周囲に助けてもらうやり方もあります。
失敗から逃げ出さず、改善する姿が信頼を呼ぶことを、忘れないでくださいね。
(ひろた かおり/ライター)
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