仕事ができてないのに、自分では完璧にこなしていると勘違いしてる社会人って、たまにいますよね。
僕もライターになる前にはサラリーマンをしていましたが、全然何にもできてないのに、自分は完璧だと思っていて、ミスがあっても「それは習ってない」みたいに責任転嫁する人を見てきました。
ああいうのって、いくら正論で諭しても無理なんですよね。
そもそも自分の仕事ができてるかどうかも判断できてない人に、正論なんて通らないので(笑)。
こういう、仕事ができないのに有能ぶる困ったちゃんに苦しめられてる人、結構多いんじゃないかと思いまして、ちょっとしたアンケートをとってみました。
今日はその結果を紹介したいと思います。
仕事のできない困ったちゃんに全体の8割超の回答者が、「迷惑を被った」経験あり!
ちょっと今回は僕が個人で運用しているTwitterのアカウントを使い、8月3日から4日にかけて、「仕事ができないのに有能ぶる人のせいで迷惑を被ったことがあるか?」というアンケートを実施しております。
で、その結果767件の回答を得ることができました。
その内訳をまずは紹介していきましょう。
「迷惑を被ったことがある」が全体の81.7%。
「迷惑を被ったことはない」が18.3%という結果。
もう圧倒的に、有能ぶる、仕事のできない困った人によって困った事態になった経験を持っていたということが分かります。
世の中、基本的なことができない上に、人の話も聞いてない(本人はしっかり聞いていると思い込んでいる)って人が結構いますし。
そんでこういう人って「ごめんなさい」も言い渋るんですよね。
迷惑を被った、具体的事例を見てみよう!
このアンケートには「こういう人に迷惑をかけられた」系のコメントも寄せられていました。
そちらも引用のもと、紹介させていただきましょう。
「勝手に『これでいいでしょ』と自分勝手に判断して暴走され、指摘すると『効率が悪い』と逆切れされて頭おかしくなりそうなぐらいキレてしまったことがある」
「職場に40代独身男性で性格が暗く、話も面白くない人がいます。
そういう属性を避けるわけではないんだけど、加えて仕事もできないし、こちらの指示もすぐ忘れて別のことするし、だったら何ができるの? と呆れています。
早くクビにしてほしい。みんながその人のせいでリカバリーに時間を割かれているので」
「驚きの低単価で新規を獲得。会社にはほぼ利益が残らないが自分の成績にはなる荒業を発揮、しかも勝手に契約しちゃうので後から怒られるのはこちら。
ミスを指摘すると本気で拗ねる。
気に入らない上司の話を色々でっちあげて社長に直談判。結局本人が左遷され現場は混乱」
と、こんな感じで「ああ、みんな苦労してるなぁ」と感じ入った次第です。
ほんと、ろくなことをしない人っていますよね。
おわりに
こういうコラムを書いてると、これまで何人か遭遇した“仕事のできない有能ぶった人”の顔が浮かんできて、その言動とかも記憶の底から蘇ってきて、本当にしんどいです。
尻ぬぐいのためにみんなで頭を下げたり、ソイツのせいで残業になったり。
大事な資料をシュレッダーに掛けられたこともあったし、社用パソコンに満遍なくコーヒーこぼされたこともあったなぁ。
今、僕は個人事業主になって職場というものも自宅で完結しているので、そういう地雷に出くわすこともないのは、本当にうれしいです。
やっぱりこう、仕事もできない有能ぶったお荷物人員って、顔を合わせるだけでストレスがかかるから……。
(松本ミゾレ/ライター)
photo by Afif Kusuma
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